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2020年6月21日 (日)

大隅半島への小旅行 かのやバラ園 荒平天神 たるたるぱあく

先日のテレビニュースで,かのやバラ園のあじさいが見頃を迎えていると報じていました。妻とドライブで行ってみることにしました。

午前10時半頃に鹿児島市内を出発。最初は国道10号線を北上します。加治木の「丸亀製麺」でお昼を食べました。2人とも「かけうどん」を注文。それにトッピングの天ぷらとしてさつまいも,かぼちゃ,イカを選びました。全部で950円。こんなに麺が太くてぶっつり切れてたかなあ,というのが感想。なんだか味が落ちているような気がしてちょっと残念です。それにしてもうどんのつゆをセルフで蛇口から入れるというのも驚きですね。回転寿司のお茶みたい。

10分程度で食べ終えると加治木インターから高速道にのりました。12時30分ごろにはかのやバラ園に到着。曇天で風がつよく,雨もぱらぱらとして肌寒い天気。それでも家族連れや夫婦が数組来ていてそれぞれ楽しんでいる様子でした。なにしろ鹿児島県人は「ただ(無料)」に弱いですからね。

アジサイは確かに見事でした。私の背丈よりも大きいアジサイがあちこちにあり,妻もここまでは育てられるんだと気持ちを新たにしていました。我が家の庭のアジサイは膝丈程度で成長が止まっています。まだまだ努力が必要のようです。

そのほか,妻が注目したのはサルビア関係の植物。私は疎いのですが,妻はいろいろ品種を見ては次はこれを植えようかしらと品定めをしていました。転んでもただでは起きぬというか,職人気質(しょくにんかたぎ)なんですよね。

そのまま錦江湾側の県道を経由して戻ることにしました。途中,荒平天神によりました。海岸から30mほど離れた島(岩礁)に砂州(さす)ができてつながっています。その島には菅原神社が祀られています。国道沿いに5台分程度駐車場があるのですがいっぱい。夫婦やカップルばかりでした。私たちと同じです。

それにしても砂州を渡ってからが大変。神社に行くための階段が急勾配,最後の10段ほどはロープをにぎりしめて昇りました。島の最も高いところにほこらがあり,ここにご神体が収められているようです。降りるときはもっと怖かった。ちゃんと手すりはあるのですが,この手すりは金属製なのにつなぎ目がビニールテープで巻き付けてあるだけ! 溶接ぐらいしてくれよと言いたくなります。幸いガタガタ揺れることはありませんでしたけど,ちょっと心配になりますよ。

さらに北上して「道の駅たるたるぱあく」に寄りました。垂水港から南にすぐの国道沿いにあります。こんな立派な施設ができているなんて,まったく知りませんでした。さっそく駐車場に立ち寄り,中を見学しました。

一番目を引いたのは「ドクターフィッシュ」。子どもたちが水槽に足を入れています。そこにメダカのような小魚がいっぱいまとわりついています。どうやらこの魚が人の古い皮膚を食べるようです。5分間で500円。これだったらチャレンジしてみたくなります。

もう一つ注目したのが「あっちゃんの店プラス」。建物が別なのですが,フランクフルトや棒メンチカツなどのテイクアウト商品が置いてありました。私と妻と一緒に食べましたがお味がグッド。フランクフルトは皮がぱりぱり。中もジューシーで本当にお肉の味がします。棒メンチカツも本当に美味しい。そこらの惣菜ではたちうちできない,アツアツのメンチカツでした。こちらもお肉本来の味が満点。人気商品のスペアリブが売り切れだったのがちょっと残念でした。

しかし,道の駅全体としての商品の品揃えは今ひとつ。これだけ広い売り場なのに,地元の産品が占める割合は2~3割程度。加工品のほとんどは県外で製造された商品。地元生産者から仕入れるルートがないのか,あるいは野菜や魚介類などの生鮮が売れないのか,私には分かりませんが,これじゃあ,早々に衰退しそうです。建物が立派なだけにソフトの充実が望まれます。

最後は桜島フェリーに乗って鹿児島市へ戻りました。自宅に到着したのは午後4時。ちょっとくたびれてそのまま夫婦とも横になって寝込んでしまいました。でも,ここちよい疲れでした。

トーストにハチミツをぬり四十年変わらぬ朝のメニューととのう (俵万智)

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