残業が続く毎日 久しぶりのタクシー帰りで気付いたこと
先週から仕事が忙しく,最近は退社時刻が午後10時を過ぎています。いつも路線バスを利用している私ですが,この時刻となるとさすがにバスの便はなく,タクシー帰りが続きます。
かつて忙しい会社にいた頃は午前零時を過ぎて退社することがしばしば。当然のようにタクシーを利用していたため,タクシー会社のポイントカードを携帯してポイントを貯め,満点になったポイントカードを何度か利用するぐらいでした。
元気な頃は1時間以上歩いて自宅まで帰っていました。過去,もっとも遅い帰宅時刻は午前3時(徹夜した日を除く)。本当にめちゃくちゃでしたが,今やそんな体力も気力もなく,「残業代はタクシー代」を割り切って,惜しむことなくタクシーを利用しています。
タクシーの車内では,たいてい運転手とたわいもない話をするのですが,不思議と消費税とタクシー代の話題が続きました。10月から消費税が8%から10%に上がります。それと同時にタクシー代を引き上げる会社もあるようですが,対応は各社の考え方なので値上げしない会社もあるようです。
しかし,来年2月には全社がタクシー代を引き上げる,しかも同一運賃という話を聞いてびっくり。現在のタクシー代はある程度の幅を持たせて運賃が設定できるようになっています。鹿児島市では初乗り料金620円が一般的ですが,会社・個人によっては,600円,580円というところも。
しかし,来年2月の一斉引き上げによって全社の運賃が統一されるとか。不思議なこともあるんですね。MKタクシーに代表されるように,タクシー業界も自由競争に舵を切ったと思っていたのに,規制産業に逆戻りしていたんですね。
運転手の話を聞いて面白かったのは「なぜ初乗り料金が620円ではなく,580円なんだ」と怒りだしたお客の話。一見不可解ですが,話を聞くとどうやらこのお客はある会社の社員。会社からタクシーチケットが支給されていて,それで帰宅しているとのこと。おそらくその社員は,タクシー料金が安いとその差額分を懐に入れたのでは,と会社が訝(いぶか)しむのを恐れているのではないか,というのが運転手の見立てでした。
「だったら620円のタクシー会社を呼べよ」と私なら言いたくなりますけど,タクシーの運転手も客商売。そんなことは言えないそうです。では実際どう対応したのかを訊きたかったのですが,その前に家に着いてしまいました。
それにしてもタクシーを利用するって楽ですね。自宅までの所要時間はせいぜい15分。バスと違って待ち時間もない。普段,バスを乗り継ぎ,通勤に1時間以上費やしていることを考えると,やみつきになりそうです。
銀行員等(ら)朝より蛍光す烏賊(いか)のごとく(金子兜太)
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