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2019年8月19日 (月)

笠沙陶苑のあきのこないデザイン 20年経っても変わりません いいね

妻が笠沙陶苑に行きたいと口にしました。久しぶりに二人で加世田までドライブしました。

笠沙陶苑は加世田の白亀にあります。総合運動公園(大迫スタジアム)の近く、ひっそりとした林の中です。最近でこの窯に行ったのはもう10年以上昔のこと。記憶が曖昧だったので大丈夫かなと思いつつ探しましたが、あっけないほど簡単に見つかりました。

ここの陶器の特徴は、普段の生活で使うような食器類が非常にシンプルなデザインでできていること。色も非常に柔らかくて落ち着きます。妻は湯飲みを、私は小鉢を買いました。2つで3000円ほど。妻の湯飲みは自宅にある湯飲みとうり二つ。当たり前ですね。昔ここで買った湯飲みをまた買い求めたわけですから。わたしが選んだ小鉢は黒と乳白色の2色が半分ずつ。小さな足が3つついています。漬物やちょっとした和え物を盛りたいときにつかう小鉢がほしかったので、ちょうどよかった。

残念ながらご主人の東さんは不在。奥様と話をさせていただきました。なにしろ妻がここの大ファン。以前、ラーメンどんぶりを買い求めたことがありました。それも8個。もちろん在庫がなくてわざわざ焼いてもらいました。このどんぶりは作品展で受賞した優れもの。これもやはりシンプルなデザインです。乳白色の肌に小さな淡いオレンジ色の輪がいくつか見えています。東さんのお話では粘土の小さな気泡が高熱で焼かれたときにこんな色と模様を作り出すとのこと。こういう色合いがいいんですよね。今でも大事に使っています。なぜ8個もと思うでしょう。我が家は4人家族ですが、お皿などは割れることもあるので多めに買っているのです。

最近はお客様の要望に応えて明るい色調やデザインの陶器が増えてきたとのこと。生活のためでしょうがないということもあるでしょうが、やはり自分の作りたい物を作りたいのでしょう。私の妻が黒さつまが好きだという話をすると、「陶器が好きな人は最初は明るいものを。徐々に黒くて素朴なものを好むようになるんですよ」と話をしていました。「主人がここにいたらきっと喜んでいましたよ」とうれしそうに私たちをもてなしてくれました。

私もシンプルなデザインが好きで、食器だけでなく、家具や家もすっごくシンプルです。色はモノトーンで落ち着いたもの。形はどこにでもあるような伝統的なものばかり。

20年経っても変わっていないこの窯元にきて、久しぶりに静かな安らぎを感じました。こういうところこそ大切にしたい、そして長く続いてほしいです。

「不器用に俺は生きるよ」またこんな男を好きになってしまえり(俵万智)

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