2019年4月24日 (水)

受動喫煙防止対策を巡る消極的争い

今年7月1日から、病院や子どものいる学校などの施設は、敷地内は全面禁煙になります。そして来年4月1日からはそれ以外の事務所なども屋内は全面禁煙となります。

そういうわけで我が社も受動喫煙防止対策(ある意味では「喫煙者のための対策」)をどうするか、協議が始まりました。

私は煙草は吸いません。大学生の頃に1年ほど煙草を吸っていた時期がありましたが、あまり美味しくもなく、お金がもったいないということもあり、長続きしませんでした。社会人になってからは喫煙経験はほとんど記憶にありません。だからではありませんが、煙草をやめることができない人の気持ちが理解できません。

今日の協議の場では、どうしても喫煙場所を確保したいならそれぞれ対策を考えて欲しいと主張する私に対して、そういうことは健康管理を担当するおまえのところが喫煙所を設置しろ、という議論をひっくり返すような反抗的態度をとったり、来客が煙草を吸うときは外に出ろというのか、とか、煙草をやめられない社員は辞めろというのか、など難癖をつけてきて話が進展しません。

なんだかんだいったところで法律(改正健康増進法)が施行されれば、対策がないままだと有無を言わさずに敷地内(屋内)喫煙は違法(罰金あり)になるのですが、頭が固い人たちは、それがわかっていても最後まで認めたくないのでしょうね。

麻薬や覚醒剤は強い常習性により所持ですら違法なのに、同じく常習性があって、しかも副流煙で他人の健康も害する煙草は野放しだったことが問題の根本だと思うのですが、煙草のように歴史があるとそうもいかないのかもしれません。たばこ農家やJT、小売ではコンビニなど既得権者がいっぱいいますからね。あっ、これは余計ですね。

今日の議論を通じて、話し合うことが無駄に思えてきました。ここはひとつ戦略的サボタージュといきましょうか。何の対策もとらないまま期日を迎えて、全面禁煙にしてみましょう。私はちっとも困りません。困るのは喫煙者、すなわち抵抗勢力のみなさんですからね。

男とはふいに煙草をとりだして火をつけるものこういうときに(俵万智)

2019年4月23日 (火)

「人間交差点」を読んでいた小学生が大人になって80年代を振り返る

ものごころがついた頃、「サスケ」(白土三平)という忍者漫画をよく読んでいました。小学校入学前だったかと思います。なぜか当時はコロコロコミックなどの児童向けのマンガはほとんど読まず、「火の鳥」や「ブラックジャック」(手塚治虫)など、どちらかというとより年齢の高い層向けのマンガを好んで読んでいました。

そんな中、思い出に残っているのが「人間交差点」(弘兼憲史)。人間模様をえがいた1話完結の短編集です。

軍艦島に生まれ育った姉妹が、都会から来た垢抜けた青年を頼って上京したものの、騙されて落ちぶれていく話。白梅子という珍しい名前をきっかけに、その女性の母親の悲しい過去を知る話。司法浪人の男性と結婚して一緒に夫の夢を追い続けていたものの、厳しい現実が続き、夫を憎み殺してしまう妻の話。未成年の女子学生を妊娠させてしまい、堕胎させるお金がない青年達がその女性を冷たい海に泳がせて流産させる話。

どの話も小学生の私には衝撃的でした。田舎で「のほほん」と暮らしていた私には、見たことも聞いたこともないことばかりでしたが、圧倒的なリアリティをもって私の心を揺さぶりました。

なぜこんなことを書いているかというと、今読んでいる「80’s(エイティーズ)」(橘玲)の「この圧倒的なリアリティを国会議員の語る<青少年の倫理観>や<正しい性教育>という、青ざめた概念に対置してみたい」という一文を読んだから。

この文章を書いた彼は、その後、ルポタージュ「別冊宝島」の編集者になり、表だっては見えないけれども確かに存在している人々の姿を克明に描いていました。私が高校生、大学生のときは貪(むさぼ)るように読みました。これらの本が私の目となって社会のリアルな姿を見せてくれました。

別冊宝島のひとつに「80年代はスカだった」という特集もありましたが、あの時代は本当に輝いていました。バラ色という意味ではなく、刺激的で強烈という意味で。当時の私のように、今の若者達も現代を「刺激的で強烈」と感じているのでしょうか?

「路地裏の少年」という曲のため少しまがりし君の十代(俵万智)

2019年4月22日 (月)

誕生祝いがあるなんて 30年前の私には想像できなかったなあ

仕事から自宅に帰り、2階に上がると先に帰ってきてた妻が台所に立っていました。「ただいま」と声をかけると嬉しそうな顔で振り向きました。キッチンの作業台にステーキ肉を広げて、ちょうどフライパンに火をかけようとしているところでした。

今日は私の48回目の誕生日。妻が奮発してステーキを買ってきてくれました。そして冷蔵庫には小さなホールケーキも。うれしいですね。

我が家でステーキを食べるのは年に1回あるかどうか。倹約ばかりしている家庭ではないのですが、不要な贅沢はしない家風のため、非常に珍しい一日です。

私が子どもの頃、誕生日のお祝いと言えばそうめんと混ぜご飯でした。そうめんといっても冷やしそーめんではありません。温かいお吸い物にそうめんをいれたものです。混ぜご飯は酢飯ではないちらし寿司みたいなもの。本当にそれがごちそうでした。

私が中学生になるぐらいからステーキを食べるようになりましたが、誕生祝いをしていたのはそこまで。高校は寮生活だったので家族とお祝いすることはなく、同部屋の仲間とスナック菓子を食べてお祝いでした。大学生のときは一人暮らしでお祝いすることもなし。結婚してからでしょうか、こんなお祝いをするようになったのは。でも、せいぜいショートケーキを食べる程度のささやかなお祝いでしたが。

娘が学校から帰ってきて、家族みんなでケーキを食べていると大学生の娘から電話がかかってきました。「おとうさん、お誕生日おめでとう。今日はずっと覚えていたよ」とのこと。しばらく近況について話し合いました。スマホのテレビ電話機能は本当に便利ですよね。これだけ離れているのに身近に感じることができるのですから。

私の学生時代はせいぜいテレフォンカードで公衆電話から実家に連絡するぐらい。当然、ほとんど実家に電話をすることはありませんでした。今夜、家族みんなで大学生の娘とどうでもいいような電話をしながら、30年の時間の流れを感じました。

さびしさに慣るるほかなし春落葉(西嶋あさ子)

2019年4月21日 (日)

鹿児島ユナイテッド 開幕戦以来の勝利とゴール でもちょっと不満

今日は鹿児島ユナイテッド対FC琉球を白波スタジアムで観戦しました。

2週間前の大宮戦のときに脱水症状をおこして救急車で運ばれたこともあり、妻からは本当に応援にいくのかと何度も確認されました。今日負ける(倒れる)と大変なことになるぞ!

そういう訳で今日はアルコール禁止。水筒持参(レモン水)。日陰の座席(太陽光が当たるときは通路の日陰に避難)。パナマ帽。ジャケットに半袖のポロシャツ姿。さらにサングラス。我ながらかなり怪しい。

今日のスタメンには八反田とニウドが。そして藤澤もDFとして復帰。注目のFWは米澤。私が期待する韓ではありませんでした。リザーブにも名前なし。どうしたんでしょうか?

いよいよキックオフ。今日のユナイテッドは中盤にボールがよく回ります。中央の縦パスからの攻めが何度も見られました。オフサイドをとられても何度もスルーパス! この積極性がいいんですよ! また、相手がボールを持っているときも、MFが積極的にパスカット。攻守にわたり、八反田出場とニウド加入の効果が十分に発揮されています。いいですね。いい感じです。

一方残念だったのがサイド攻撃。砂森、藤澤らの攻撃はほとんどがライン際に押し込まれてボールを何度も奪われました。センタリングやクロスのタイミングを逃していました。また、センタリングをあげたとしても、ペナルティエリア内の3~4人の選手を越えるボールばかり。おいおい。

センタリングの精度もさることながら、ペナルティエリア内のポジショニングが悪い。キーパー近くに1人上がるのは良しとしても、全員がその高いラインで一列に並ぶのは明らかにミス。3~5mはラインを下げてジグザグ(お互いが三角形)をつくらないとボールがつながりません。

センタリングも選手の走り込みを想定してあげるべきでは? ちょっと不満です。

ゲームは後半アディショナルタイム。五領のゴールが決まって1-0の勝利。ゴールの瞬間、観客席は総立ちです。最後の5分は観客のほとんどが手拍子。その音響がすごい。興奮しました。

次のホームゲームは5月4日の柏レイソル戦。これは見逃せません。がんばれユナイテッド!

れもん一つ緑の風の香に立てり(多田裕計)

2019年4月20日 (土)

「働き方 2.0 vs 4.0 」に断言されてしまった残業削減取組の失敗

4月から健康管理の部署に配属されました。ここでの私への至上命題が残業時間の縮減。昨年国会で議論された働き方改革。安部ちゃん肝いりの政策により残業時間の上限が設定されました。そしてこの4月から当社でも一月の残業時間に上限が設定され、それを越える残業は特定の理由がある場合に限定されました。

まず上司から指示があったのが「残業の意思表示(退社時間を机の上に表示する)」。でもこれでは現実問題として残業が減るか不透明。そこで私が考えているのが「上限時間の8割を越えたときには本人に注意する」、「隠れ残業がないように指導監督を徹底する」、「上限時間に達した社員には残業させない(余地がある他の社員が業務を代替する)」というもの。

もちろん、当社はただでさえ業務量が多く日常的に残業しているので、このアイデアではまじめな部下からは「ではできなかった仕事はどうなるのか」という反発や「こんな指示はやってられない」として私の指示を無視する(不服従)社員がでてきそう。

こんなとき、「働き方 2.0 vs 4.0 」(橘玲)を読みました。

この本では、日本的終身雇用会社が現代社会において機能不全に陥っていると看破(かんぱ)し、「あらゆる仕事で高い専門性が要求されるようになるなかで、「ゼネラリスト」としての経験しかないサラリーマンが、必要な知識やスキルを獲得できないまま年功序列で役職を与えられています」とその時代遅れぶりを批判しています。

さらに電通の新入社員が自殺した事例をひいて次のように断言しています。

「新入社員が混乱する現場と稚拙なマネジメントの犠牲になったことは明らか。本社を夜10時に一斉消灯するなど深夜残業を抑制する措置をとったが、これではなんの解決にもなりません。(中略) 年功序列・終身雇用の日本企業では、プロジェクトの責任者を外部から招聘したりできないため、『不適材不適所』で混乱する現場を長時間労働のマンパワーでなんとか切り抜けようとし、パワハラとセクハラが蔓延することになります」

この本を読んで、経営環境に対応できるスペシャリストがいない当社において、残業削減は不可能に思えてきました。なにしろ技術進歩についていけない(知らない)素人ばかりの会社ですから。

でも私は諦める訳にはいきません。残業削減は形だけでは必ず失敗するでしょう。とすれば、見かけの数字ではなく、勤務時間の過ごし方にこそ創意工夫の余地があると考えています。ではどうすればいいのか? 知恵を出し合ってみます。

この職にたけて帰る日いつならん夕べさびしく汗の冷えつる(松倉米吉)

2019年4月19日 (金)

すべての食事を写真に撮る時代 でも私はそんなものいらない!

最近、大学に進学した娘から毎日ラインに食事の写真がアップされています。

朝と夜は自炊しているので、写真をアップすることが料理の励みになるようです。親の私としても、娘がきちんと食事をとっているのかどうかがわかるので、そういう意味では双方のゆるーいコミュニケーションとして、なかなかいい方法かもしれません。

10年ぐらい前だったでしょうか。40年間も自分の食事の写真を撮り続けたドクター中松が、イグ・ノーベル賞を受賞したのは。もちろん彼の場合、写真を撮り続けただけではなく、そこに新たな発明・発見があったからなのですが。

今では食事の写真を撮ることは一般人にも当然のようになってきました。いわゆる「インスタ映え」ですね。1億総写真家時代というべきか、これほど写真が身近になった時代はありません。

AIの発達が仕事を奪うと言われて久しいですが、おびただしい素人が高機能かつオールタイム対応のカメラを持てば、カメラマンは不要になっていくでしょうね。特に報道カメラマン(写真、動画のどちらも)などは即死みたいな業種ですね。

しかし、私が欲しいものはそんなカメラではなく、口述の文字化機械ですね。しゃべったことが即文字として記録される。まだ実用化は難しいのかも知れませんが、これができれば私たちの業務は大幅に圧縮されるでしょう。何しろキーボードをたたく時間が、しゃべるだけでオーケーとなるのですから。例え文字化が不完全であっても、8割以上ができていれば後は手直しするだけ。それだけでも全然違います。

技術の進歩は加速度的に進んでいるそうです。囲碁や将棋が人類を越えたのですから、こちらもそろそろ実用化されてしかるべきではないでしょうか。書類審査をロボットがするという話が、私の会社でもちらほらでています。それより先に口述の文字化を実現して欲しいですね。

捨てるかもしれぬ写真を何枚も真面目に撮っている九十九里(俵万智)

2019年4月18日 (木)

弱いソフトバンクがこの順位にいる理由がわからない

今日は早めに仕事を切り上げて帰宅し、カレーを作って家族の帰りを待ちました。

1人で食事を済ませてからしばらく時間が空いたので、久しぶりにテレビをつけ、ソフトバンクホークス対ロッテマリーンズの試合をぼんやりとながめていました。

試合は5対1とロッテがリード。ソフトバンクの攻撃でした。バッターは内川、打率が1割代。「今シーズンは不調なんだな」と思っていると内野の頭を越えるクリーンヒット。次のバッターはデスパイネ。またも打率は1割代。凡打に倒れました。次のバッターは上林。打率は2割をわずかに上回っている程度。内野ゴロでダブルプレー。見ていてとても得点できそうにありません。

次の回、松田がフルカウントからソロホームラン。追い上げるかと思いきや後続は全然ダメ。甲斐の打率も1割代。これってどういうこと?

チームのメンバーを見るとけがで柳田が離脱しているのはしょうがないけど、打率が3割近いのは今宮だけ。今シーズン、ホームランを2本以上打っているのは今宮、上林、松田の3人しかいない。これってどういうこと?

新聞でパリーグの順位表を見ると、ソフトバンクは9勝6敗2分の2位。ちょっと信じられませんでした。こんなにも迫力のない攻撃陣なのに。これはおかしいと思い、パリーグ6チームのチーム打率を見てみました。

上から順に、西武は0.261、楽天は0.250、ソフトバンクは0.241、日本ハムは0.228、オリックスは0.227、ロッテは0.220。どのチームも打線が低調だったんだということがわかりました。順位もほぼチーム打率と連動しています。一方、セリーグほとんどのチームが打率が0.250以上。低調な広島だけがダントツで低打率でした。春先はピッチャーが優位。夏はバッターが優位と言いますが、パリーグはこれだけ打線が不調だとみていてつまらないですね。

最近のスポーツ観戦はユナイテッドとレブナイズばかり。どちらも負けてばかりですが応援しがいがあります。熱い気持ちになれます。しかし、今夜のソフトバンクはそういう気持ちになれません。結局、7回途中でテレビを消しました。あんなにひいきにしていたチームなのに。ソフトバンクが変わったのか、私が変わったのか?

その後の運命いかに 結ばれて「凶」の文字(もんじ)をさらすおみくじ(俵万智)

2019年4月17日 (水)

まさかのトップクラス入り なぜ?の嵐

高校3年生の娘が、新学期のクラス替えでトップクラスになりました。

高校1年のときは何度も赤点を取り、大学に進学できるか本気で心配していた頃もあっただけに信じられませんでした。

娘も始業式のクラス発表の時、自分の名前がトップクラスにあることをにわかに信じられなかったようですが、2年の時のクラスメートも信じられなかったようで、当日はどよめきがあったようです。普段話をしたことのない他のクラスの生徒も「トップクラスになったって本当?」と話しかけてくるぐらい反響があったとか。

聞いてみると、例年、2年生から3年生に進学するに当たり、数名は普通クラスとの入れ替えがあるとか。選考基準は定期テストの結果が3割、進研模試などの校外模試の結果が7割。娘の場合、定期テストは教科によってバラツキが大きく、平均を下回ることも多々あったのですが、進研模試の校内順位がトップクラスの定数以内だったことが考慮されたのでしょう。

娘はよほど気合いが入ったのか、始発のバスに乗って学校へ行き、下校も学校が閉まるぎりぎりの時間。授業以外は友達と自習しているとのこと。変われば変わるものです。

学習に取り組む姿勢がよくなったことは大変うれしいのですが、娘の話を聞くと、学校での娘に対する評価が180度変わったことが娘にとっては誇らしいようです。

日頃、娘は友達とふざけあい、学校では独特の笑い声が響き渡ることで有名だったようです。三者面談のときも先生の話題は「よく笑い声が聞こえます」でしたから。

昨年の夏から「くもん」に通い始め、その宿題を学校でやっていると周囲から冷やかされたようです。それでも周囲の声を気にせずに続けてきました。数学が大の苦手でしたが、昨年は教科書の基本問題を10題、毎晩私と一緒に解いてきました。バス通学の時間は、キクタンや600選を覚えています。そんな地道な努力が評価されたのでしょう。

大学入試まであと10ヶ月。この調子で頑張ってほしいです。

ストレートヘアーでひらひら駆けて来るもんしろ蝶のような女生徒(俵万智)

2019年4月16日 (火)

夜の入来峠を越えると、まばゆいばかりに光り輝く光球が現れた!

今夜は残業。夜9時を過ぎていたこともあり、妻に車で迎えに来てもらいました。

バス停で待っていると車が止まったので乗り込みました。周囲の歩道には大勢の人々。「この人たちは一体何なの?」と妻が話しかけてきました。

「ああ、今夜は鴨池球場で巨人対広島戦があったんだよ。さっきからカープとジャイアンツのユニフォームを着た人たちが大勢歩いているよ。これだと数少ないバスはどれもすし詰め状態だろうね。迎えにきてもらって助かったよ」

それを聞いて妻は、昔紛失した指輪をタンスの奥から発見したように歓声を上げました。わけを尋ねると、「今夜、入来峠を越えてきたときに鹿児島市がすごく光り輝いていたの。もう見たこともないぐらいのまぶしさ。なんだろうって思っていたけどナイターの灯だったんだ。すごく遠くまで光が届くんだね」

車に乗って騎射場周辺を走ると、周囲の歩道は野球ファンであふれ、通り沿いの飲み屋やラーメン屋はどこも入り口まで人があふれていました。「ユナイテッドの試合でもこれだけの人は見ないよ。やっぱりプロ野球は違うね」

それからしばらくして武岡トンネルを抜け、市道に降りたとき、住宅街にこげ茶色の毛がふさふさした動物がお尻を向けてちょぼちょぼ歩いていました。残念ながら頭部は隠れて見えませんでしたが、あの姿は間違いなくタヌキです。

遠い入来峠から見ると光り輝く鹿児島市も、いざ足下をみればタヌキがいる田舎。というギャップになんだか愉快な気持ちになりました。

ああ今日も終わるねなんて言いながらスポーツニュースを見ており父と(俵万智)

2019年4月15日 (月)

女性がトイレを使う理由ランキング

「パスタは黒いお皿でお出しなさい」(氏家秀太)を読みました。行動経済学という心理学と経済学を結びつけたような学問の入門書です。この切り口で飲食店に関するアドバイスをしている興味深い本です。

この本の冒頭で取りあげていたテーマが「女性がトイレを使う理由」。男の私からすれば、用を足す以外に何するの?と思っていましたが、読んでみるとびっくりします。

理由の第1位は化粧直し、2位がメールを打つ、3位がストッキング替え、4位が着替え、5位が考え事、6位が休憩。番外編でスクワットを目撃した例も(!)

ねっ、男性がこの1位から6位までのことをします? ありえないでしょ。だから(?)なのかトイレに関する話題が他にもありました。やはり女性の視点でトイレに関する要望が紹介されていました。順にあげると、1 照明は明るく、白く。 2 ポーチを置くスペースを設けて。 3 あぶらとり紙、綿棒など継承補助備品を用意しておいて。 4 爪楊枝も。 5 大きな鏡を。 6 洗面スペースが便器と独立している(分離している) 7 椅子を置いて。などなど。

ここまで読んで、長島町の定食屋を思い出しました。黒之瀬戸大橋近く、道の駅の道路向かいにあるお店です。数年前に仕事の関係で立ち寄ったとき、この店の主人が改装したばかりの女子トイレ(!)を案内してくれました。このトイレ、何しろ広い。そして洗面台が広い。さらにこの洗面台にはシャワーが備え付けられている!! そしてトイレにエアコンまで完備!!!

自慢だったんでしょうね。トイレの説明だけで10分ぐらいかかりました。そして店内の紹介はトイレだけ。料理の自慢はありませんでした。徹底していたなあ。

興味のある方はぜひご覧ください。ちなみに、このとき私は男子トイレは見ていません。また、男性が女子トイレを見学できるかは保証できませんのでご注意ください。

子の語彙(ごい)に「痛い」「怖い」が加わって桜花びら見送る四月(俵万智)