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2021年7月

2021年7月24日 (土)

ラップは難しい ピアノ演奏の壁にぶち当たる

今のピアノ演奏の練習はケツメイシの「さくら」。私の大好きな曲なので「戦場のメリークリスマス」の次に挑戦したのですが、四苦八苦しています。

最初の難関がイントロの音が飛ぶところ。右手が一瞬で26の鍵盤を移動する。その間に二本指で4回押さえる。スピードアップしようにもたどたどしくてできないまま。

そして一番難しいのはラップ調のところ。

普通の歌であればメロディーを覚えていてそれにあわせてピアノ弾けばいいのでしょうが、ラップの場合はとてもメロディーといえないでしょ。しかも同じ音の連続が続くので、10回以上同じ鍵盤を押し続けることに。歌詞のどこの部分にこの音を当てているのかがわからなくて弾いているうちに混乱してきます。

20年ぐらい前、私はカラオケでこの「さくら」を歌ったことがあるのですが、ラップ調のところは全然テンポがわからなくて沈黙状態。大恥をかいてしまいました。そのころから成長していないことが明らかなので愕然としています。

7月に入ってから「さくら」の練習を始めたので、もう3週間は1日に1時間以上、長いときは3〜4時間も弾いているのですが、未だにラップ調の部分を覚えることができない状態です。演奏時間は全部で5分15秒ほど。しかし、このラップの箇所でとまっているため、まだ2分にも達していません。

私はユーチューブの画面を見ながら楽譜(正確には楽譜はないので鍵盤を押さえる指の動き)を覚えるのですが、画面を見ながら速度0.75にしてならようやく弾くことができます。しかし、画面を見ずに弾こうとすると指が止まってしまい、「あれ、次はどういうメロディーだったっけ?」となるのです。

「これはいけない」と思い、アマゾン・ミュージックの「さくら」を聴いて、カラオケよろしくケツメイシの歌に合わせてラップをマスターしようと、この4連休中にオリンピック中継を無視して頑張る毎日です。

この調子だと、完成するのは来年の春になりそう。ぎょえー。別の曲にしようかなあ。

新しき恋はあらぬか求めてもおらぬ夕べにつぶやいてみる(俵万智)