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2020年8月30日 (日)

夫婦2人暮らしの節約術 ご飯は電子レンジでチンします

江戸時代は,当然ですが電子炊飯器はないので,羽釜(はがま)でご飯を炊いていました。キャンプ場で体験したことがあるでしょうけど羽釜の大きさってすごいでしょ。あれでご飯を炊くとなると1合だけなんて無理。一升飯(10合のこと)という言葉があるくらいですから,それだけたくさんのご飯を炊くことになります。

当時の日本人はご飯をたくさん(私の記憶ではご飯茶碗で5~6杯)食べていたとは言え,1升は食べられません。しかも羽釜で一日に3回もご飯を炊くなんて大変な重労働になります。

だから,当時の日本人は1日に1度しかご飯を炊かなかったそうです。冷蔵庫のない時代,残りご飯をどうしていたのか気になるでしょう。

当時,炊き上がったご飯はすぐに「おひつ」に入れるのが一般的でした。今は家庭におひつなんて見たことないでしょう。私も利用したのは宿泊学習や寮生活のときにグループのご飯をおひつでもらったときぐらい。社会人になってからはホテル・旅館の朝食で数回経験した程度です。

「おひつ」に入れて冷えたご飯の方が美味しいそうです。不思議でしょう。今は電気炊飯器の保温したご飯しか食べたことがない人が多いからわからないでしょうけど,これは間違いないと思います。

一説によると,江戸の人は朝にご飯を炊き,大阪の人は夕方にご飯を炊いていたとか。だから東京の人はあったかい朝ご飯に納豆をかけて食べる。大阪のひとは朝ご飯冷えているのでお茶漬けにして食べるから納豆は食べない。だから大阪の人は納豆を食べる文化が育たなかった(すなわち,納豆嫌いが多い)という。本当かね?

とにかく,1度にまとめてご飯を炊くのは美味しいし,現代では冷凍してレンジでチンすればすぐに食べられます。電気代のことを考えると,一日一回まとめて炊飯する方が良さそうです。娘が二人とも巣立っていき,夫婦二人暮らしとなった今では炊飯も一日一度で良さそうです。何しろ私の帰りが遅いので一緒に食事というわけにもいかず,ご飯を炊くのも時間がかかりますからね。

妻とはそんな話をしながら,今日は買い物にでかけました。夫婦共働きの我が家では週末に1回,まとめ買いをするのです。

しかし,今日の買い物,食材がほとんどだったにもかかわらず合計1万3千円。これじゃあ娘二人が同居していたときとほぼ同じ金額。1日1度の炊飯よりも,まずは買い物の量を減らすことを考えなきゃね。娘たちがいたころと同じ量を買ってたら食材を腐らせちゃうよ。

なめらかな豆腐の白が揺れている出会った頃の二人のように(俵万智)

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