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2020年6月22日 (月)

特別給付金10万円の使い道

鹿児島市の特別給付金の手続きで,関係の書類を今月1日にポストに投函して20日が過ぎました。銀行口座を確認してみましたが,まだ私と妻の給付金20万円は振り込まれていませんでした。

夫婦で20万円と言えば大金です。妻からどうする?と相談されたとき,私は自説を述べました。

「ちゃんと受け取った方がいいよ。受け取らずに国のお金のままにしておくと,その分市場にはお金が出回らない。今回のコロナ騒ぎで商売をしている人はお金がなくて困っているんだ。私たちは貯金したりせずに,使ってしまおうよ。特に買いそろえるような物がなければ外でおいしいものを食べよう。これは無駄遣いをしようといっているんじゃないよ。この機会だからこそ,大切なこと,好きなことにお金をつかおうよ」

妻も賛同してくれました。対価がないのにお金を受け取るのは若干の後ろめたさがあります。関西に住んでいる大学生の娘からも,特別給付金を受け取ることに戸惑いの電話があったようです。

しかし,妻から大事に受け取って大切に使うよう話をしたら納得したようです。ただでお金をもらうことに躊躇(ちゅうちょ)する。それがごく普通の考え方でしょう。娘が常識をもって育ってくれて感謝しています。

もう一人の娘はコロナ騒ぎでアルバイトを3ヶ月ほど休みました。どうやらお店が休業を余儀なくされたようです。6月からアルバイトが復活しましたが,勤めている会社からは休業補償として7万円が支給されたそうです。ちゃんとした会社でアルバイトをしていると安心しました。それにしても休業補償が7万円とはいったい1ヶ月の稼ぎはいくらなんだと仰天してしまいます。

私と妻の場合,20万円で外食することで落ち着きました。週末1回,二人でデートをして食事をするのです。どちらも小食なので二人であわせて5000円も届かないでしょう。20万円を使い切るとなると,40回も外食できます。となると来年の春まで毎週デートができそうです。

長い夫婦生活,こんな1年があっても罰はあたらないでしょう。

アボカドの固さをそっと確かめるように抱きしめられるキッチン (俵万智)

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