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2020年6月27日 (土)

ようやく小料理屋のおばちゃんも営業再開 話題は知事選ばかり

昨日は仕事を午後6時に切り上げ,なじみの小料理屋へ足を運びました。

二週間前にお店にいったときにはまだ休業中だったため,事前に電話で確認をしたのですが,それが続いていたら迷惑かもと思い,事前の電話はせずに直接お店に行ってみました。

幸い店の看板には電気が灯(とも)っていて,入り口の網戸ごしにおばちゃんがテレビを見ているのが見えました。「こんばんは」と店に入ると「あら,いらっしゃい」といつものように迎えてくれました。蒸し暑い日だったので冷えたビールを注文すると,おばちゃんがしゃべり始めました。

「実は営業を始めたのが昨日からなのよ。自粛制限が先週までだったのは知ってたんだけど2ヶ月以上お店を閉めてたでしょ。なかなかきっかけがないから,ずるずると引き延ばしていたの。そしたらおととい,常連のお客さんから電話があったの『今日は午後4時から予約を入れてくれ』だって。開けてないから仕入れもしてないでしょ。困っちゃってね。これじゃいけないと思ってお店を開けることにしたの。魚市場は水曜日が休みでしょ。だから今日の魚も昨日仕入れていたものよ」

この日の料理は,お通しがおにしめ。次にイワシの素揚げ,甘エビと白身魚のお刺身,最後がすき焼きでした。すき焼きといっても白菜がないので,牛肉と豆腐に野菜昆布とチンゲンサイが添えてある変わり鍋。溶き卵に浸して食べましたがとても美味しい。

私が料理を食べている間,おばちゃんの話題は知事選挙のことばかり。「私は現職と前職にはぜったい投票しないよ。魚市場に行っても,私の友だちが集まったときも,そういう人ばかり。塩田がいいんじゃないかっていう人が多いけど,あなたはどう思う?」

「そうですね。私は前職の伊藤さんかな。今の知事とは違って私利私欲を県政に持ち込むようなことはなかったからですね。その他の人はよく分からないけど,塩田さんは中央官僚だけど腰が低いって話は聞きました。それ以外の候補者のことは聞かないなあ。ただ,おばあちゃん医師は激務の知事職が務まるのかちょっと心配ですね。青木アナウンサーも知名度が高いから女性票があつまるかも。いずれにせよ,これだけ乱立すると誰が当選するのかわからないですね,選びがいがありますよね」

「あなたはいろいろよく知っているわね。私はそういう情報がまったくないでしょ。だから,えいやっで選ぶしかない。前回の選挙は反伊藤で投票したんだけど,さらに悪い方になっちゃったわ。前回は一騎打ちで選びようがなかったからね。そう後悔している人が私の周りには多いわよ。今回はちゃんと考えて投票しないといけないわね」

そんなこんなで料理を食べ終えました。「事前に電話してくれればあと一品ぐらい準備していたのに」と残念そうに話していましたが,私のおなかはもういっぱい。最後にキューイフルーツをいただいて全部で2500円。しかし,これでは安すぎる。それに今日もお客は私1人だけ。千円札3枚をカウンターに置いて店を出ました。

鹿児島県知事選挙に7人の立候補者がいるのは,このままでだと県はいけない方向に向かっているという危機感の現れなのでしょう。でも乱立の結果,現職に利するとなったら本当に悲劇(喜劇?)ですね。二週間後,どうなることやら。

この道に逢ひて別るる山萩の花のをはりのしづかなる虹 (藤井常世)

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コメント

6月末に20万円が口座に振り込まれていました。うれしい。

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