ナマイキVOICEを見たら「やっぱり,お寿司が食べたい」
今日の夕方6時30分から放送されたKTSの「ナマイキVOICE」。特集はお寿司でした。
私は焼肉や高級料理よりもお寿司が大好き。年に数回は家族でお寿司を食べます。娘もお寿司が大好き(わさび抜きというところがまだ子どもですが)。
最近は「寿司まどか」か「だるま寿司」のどちらか。手軽に食べたいときは「寿司まどか」,出前をとったり親戚が集まったりするときは「だるま寿司」,と使い分けています。
私はオーソドックスな寿司が好き。最近のにぎり寿司はネタが大きいのが一般的になりましたが,私はあまり好きではありません。昔,喜入町にあった「錦海寿司」はネタが極端に大きいので有名でしたが私は一度も行かず,回転寿司でもネタが大きいと遠慮します。
今日放送の「ナマイキVOICE」では,一度は行ってみたい高級寿司店も出てました。こちらは「おまかせメニュー」が「8000円~」と目玉が飛び出る金額。やはり高いところは高いですよね。
社会人になって1,2年目の頃,友人にお寿司をおごるといって天文館の寿司屋の暖簾をくぐったことがありました。にぎりの他に日本酒(冷酒)一合と焼き魚(きんき)を注文。とても美味しくいただきました。最後にお勘定を聞いたときにびっくり。請求額は1万7千円。私の財布には1万円しかなく,7千円は誘った友人に出してもらいました。トホホ,これではおごったとは言えないですね。
やはりまだ独身だった頃,東京に出張したときにひとりで銀座の寿司屋に入ったことがありました。にぎりを注文しようとしたらメニューには「上」と「特上」しかありません。「げげっ,『並』がねえのかよ」と後悔してももう遅い。一番安い(値段は忘れました)「上」のにぎりを注文しました。動揺が激しくて味は覚えていません。
やはりまだ独身だった頃,福岡に出張したときに当時大学生だった弟に寿司をおごったことがありました。このときは兄貴らしく見栄(みえ)を張って「特上」を注文。このときのにぎりのひとつに赤身に白いサシがはいったネタがありました。「牛肉の刺身かな?」と思って食べたらとろりとした味わいで口の中で溶けちゃいそう。トロでした。このとき初めて私はトロを食べました。というかこのときだけかも,トロ(というか「特上」)を食べたのは。値段は覚えていませんが弟に金をださせなかったので,ちゃんと財布にお金をいれておいたのは確かです。
それらに比べると回転寿司は安い。でも,安かろう悪かろうだと思っています。一度「スシロー」に行ったことがありますが,メニューに「担々麺」があってびっくり。しかも娘はそれを注文して美味しいと食べてました。肝心の寿司はシャリもどきのごはんブロックに刺身がのっていると表現した方がふさわしいほどのおもちゃのようなお寿司。カルチャーショックを受けました。これは寿司屋じゃねえよと思い,二度と敷居を跨(また)いでいません。
いろいろと思い出がありますが,食事の思い出となると寿司屋の思い出が一番多いようです。やっぱり値段が高い分,印象に残るんでしょうね。
寿司屋にてひらめくものを持たぬゆえためらいて後いつも「あまえび」(俵万智)
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