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2020年1月

2020年1月26日 (日)

「君の瞳に恋している」を聞きながら「バブルの頃を夢見てる」

私の家のテレビでは「Fire TV」仕様です。妻がアマゾンプライムの会員になっているので,アマゾン提供のソフトも見ることができます。

もともとは,私が「DAZN」で鹿児島ユナイテッドの試合を見たいと言い出したことが「Fire TV」仕様にしたきっかけだったのですが,Jリーグのシーズンオフの期間はちょっと違います。

今は「DAZN」でラグビーのトップリーグの試合を見ています。でもちょっと残念。開幕戦こそほとんどの試合が放送されていたものの,第2節,第3節とそれぞれ3試合しか放送されていないんですよね。ラグビーって人気があるのかないのかよくわからない。契約上の問題なのか。

そこで私が最近見ているのが「アマゾン・ミュージック」。見るという表現より「聞いている」といった方がいいでしょう。選択した「アルバム」の曲が流れるだけです。画面にはCDのジャケットを背景にして歌詞がでてくるだけというシンプルさ。これが私にはピッタリ。

先日は「一発屋特集」を聞いていると,なつかしいアメリカンポップスが。タイトルを見ると「Can't  take  my  eyes  off  of  you」。歌っているのはボーイズ・タウン・ギャング。へー,「君の瞳に恋してる」の原題ってこうだったのか,女性歌手はグループだったのか,と初めて知りました。でも,このときはカバーで,原曲は1967年に発表されていたこともウィキペディアで調べて知りました。今はほんとうに簡単に調べることができますよね。

この曲は,映画「バブルへGO! タイムマシンはドラム式」のエンディングでも流れていました。そう,ヒットしたのは1982年。バブルの真っ盛りでした。広末涼子主演のこの映画。失われた10年に苦しむフジテレビが「バブルの夢よ,もう一度」の思いを込めて製作したコメディ映画です。

ちょうどその頃,「メジャーリーグ」(チャーリー・シーン主演)という映画がヒットしていました。長年低迷を続けるインディアンズを,せめて映画の中で優勝させようとして製作したことが話題でした。当時の私は,やっぱりアメリカでは野球ファンのスケールが違うなといたく感心したものでした。

「バブルへGO」も,そういう意味ではスケールが大きい(?)と言えるのかな。まあ,この映画はさほどヒットしていないので,「メジャーリーグ」と比べるのはちょっと気が引けます。

それはともかく,アマゾン・ミュージックはいいですね。昔はポップスやクラシックのいい曲をシンプルに放送していたFM放送が,今やおしゃべり番組ばかりになっています。FM放送のAM化を残念に思っていた私には,うれしい新たな発見でした。

この曲と決めて海岸沿いの道とばす君なり「ホテルカリフォルニア」(俵万智)