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2020年1月

2020年1月27日 (月)

おめでたが3人も続くとは 2回までは偶然だが3回目からは必然?

私のいる会社は社員が20数名います。30歳ぐらいの若い社員が多く,さらに半数は女性です。独身の男女も数名いますが,ほとんどは結婚しています。

昨年の夏,新婚旅行をした社員がすぐに妊娠。今年の4月に出産の予定です。来月から産休に入ります。さらに年末,ほかの若い社員も妊娠していることが分かりました。この社員は長く子どもができなくて心配していましたが,ようやく子どもができたという喜びでいっぱいでした。出産は夏頃の予定です。

そして先週,なんともう一人の女性社員も妊娠していることを申し出てきました。驚きの3人産休になりそうです。管理職の私も,人のやりくりがちょっと心配になってきました。

しかしながら子どもが少ないこの日本社会。我が社で3人も立て続けに妊娠するとはやはり喜ばしいこと。でも,どうしてこれだけ続くのでしょうか。若い社員が多いというのは確かですが,それだけなのか?

おれは偶然も2つまでは許すことにしてるんだ。しかし3つも重なったらこいつは偶然とは思えん。何らかの必然があるんだ」 これは「機動警察パトレイバー」の登場人物である松井刑事のセリフです。グリフォン編にでてくるんですね。ネットで調べるとコミックの第18巻(こちらは,ゆうきまさみのマンガです)が出典元となっていました。

でも,私にはこのセリフがとても印象に残っています。「二度あることは三度ある」とはよく言うことわざですが,「偶然」が3回も続くと言うことは考えにくい。

普通に考えれば,職場の雰囲気,家庭の環境,本人の健康・年齢,そういった要素がいくつも絡み合って妊娠・出産につながると思います。ところが今の職場は,結婚していて出産適齢期にある女性は3人しかいません。他の女性は独身か50歳以上。すなわち,妊娠の可能性がある女性社員全員が一斉に妊娠したのです。これはすごい。

「子どもは授(さず)かりもの」といいますが,本人にとってはそうであっても会社として対象者全員が授かるというのは本当に喜ばしい。まさか3人で示し合わせたわけではないでしょうが,何らかの導きがあったとしか思えません。今年はいいことがありそうです。

腹を蹴られなぜかわいいと思うのか よっこらしょっと水をやる朝(俵万智)