B3リーグ 鹿児島レブナイズ開幕戦 今シーズンは違う!
鹿児島レブナイズの開幕戦を観戦しました。今シーズンのレブナイズの試合は昨シーズンから大変化。
ひとつは開催場所。今日・明日の開幕戦は県総合体育館です。ここはとにかくぼろい。2階に観客席があるのが違うぐらいで,他は私が通った中学校の体育館レベルです。トイレに行くときには靴を脱いでスリッパに履き替えないといけません。駐車場もありません。とても観客の利便性を考えている施設ではありません。そして会場の照明にはスポットライトもなく,電光掲示板も旧型。ショーアップの要素はゼロ。プロスポーツの会場としては最低レベルです。
ただいいところは,屋台がたくさん出店していたこと。鹿児島アリーナは施設内の飲食の規制が厳しく,売店もからあげとちょっとしたおつまみ程度でしたが,ここは会場内の飲食OK。アルコールもOK。そういうわけで屋台もメニューも豊富。かなりのにぎわいをみせていました。
選手も大幅に変わりました。特に試合で存在感を見せつけたのがクリストファー・ウォッシュバーン・ジュニア(PF,背番号1),鮫島和人(PG,背番号5),藤田浩司(SF,背番号12)の3人。
鮫島はよく声を出して盛り上げました。クリスはリバウンドに強く,第1クオーターではリングをはじいたボールを何度も押し込んでシュートを決めていました。そして藤田も自陣のリバウンドで高さを見せていました。ゴール下で待つのではなく,横から走り込んでボールを奪うスピードがすごい。これからも期待できそうです。
そして最もうれしかったのがチアリーダーの復活。今年の2月にレディーラックとの契約解除で寂しい思いをしていましたが,「レイベス」として復活。メンバーもYuuka,Yu-ki,Madokaの3人が残り,ShinoとYuneが新加入。応援が楽しくなりました。ノリの悪い選曲があったり,照明のハンデもありましたが,彼女たちの笑顔やダンスを見るだけで楽しくなります。
肝心の試合ですが,やはり負けました。終盤まで激しい競り合いが続きましたが,1シュート差の敗北。トライフープ岡山の向井(SG,背番号22)がガンガン3ポイントシュートを決めてきたのが最後まで響きました。レブナイズはインターセプトを何度も見せるなど積極的なディフェンスを展開しましたが一歩及ばず。やはりシュートの決定力の差でしょうか。特に福田(PF,背番号59)にはもっと強引にゴール下に切り込んでほしかった。
試合は負けましたが白熱した好ゲーム。試合後にはボイキン,川上,林,藤田,入間川のサインをもらい,テレビ局のインタビューまで受けました。観客数も1101人。私が見た試合では過去最多。そしてこの観客の大声援。最高のひとときでした。
鳳仙花(ホウセンカ)照らす夕日におのずからその実のわれて秋くれんとす(金子薫園)
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