レブナイズの熱戦の後は,シュートを打たないユナイテッド 気分は最悪
今日の午後は県総合体育館で鹿児島レブナイズとトライフープ岡山を観戦。夜は白波スタジアムで鹿児島ユナイテッド対モンテディオ山形を観戦しました。昨日今日と両者のコラボ企画として,一方の入場チケットを提示すれば,もう一方の入場料は半額。私はユナイテッドのシーズンパスを持っているので,レブナイズの試合は昨日今日とどちらも半額で入場できました。
レブナイズの観客は800人。昨夜よりもお客は減り,高校生らが多くていかにも動員という印象を受けましたが,試合は盛り上がりました。前半は7点差をつけて岡山がリード。第三クオーターではレブナイズが逆襲。クリス(PF,背番号1)が3ポイントシュートをがんがん決めて,彼だけでなんと20得点。すごい! 逆転しました。
しかし,第四クオーターになると完全に岡山ペース。岡山のシュートは決まり,レブナイズのシュートは決まらない。さらに自陣のリバウンドも味方3人ゴール下にいながら,たった一人の岡山の選手(ジェフリーパーナー,PF,背番号4)にボールを奪われることが何度も。最後は10点差がついてゲームセット。
結果をみれば差がついていますが,レブナイズは何度も見せ場をつくっていました。動員された高校生達も楽しんでくれたのでは。私も最後は声がかれました。悔しかったものの充実した時間でした。
夜はユナイテッド。相手は現在J2で2位(J1へ自動昇格圏)の山形。堅守が持ち味のチーム。ユナイテッドがどういう攻撃を見せるかに注目していましたが・・・
前半20分までに立て続けに3失点。事実上試合はここで決まりました。その後の山形はディフェンスラインを完全に引いて守りを固め,FWの一人を前線に貼り付けているだけ。ユナイテッドは4~5人を前線に上げているのですが,パスが来ないので彼らは完全に孤立。ユナイテッドは安全なバックスでのボール回しに時間を費やしゲームセット。見せ場らしい見せ場は途中出場したFW和田のミドルシュートだけでした。
シーズン当初,ユナイテッドは前線とディフェンスラインとの間が空いて中盤がない状態なのにショートバスだけで試合を組み立ようとするから前線にボールが運ばれず,結果としてシュートチャンスがないという奇妙な試合運びをして連戦連敗。
システムを4-2-3-1と固定してからはボランチのニウドと八反田がその中盤に入り,うまくボールを回していたのですが,前節の琉球戦からまたこの悪い癖が出てきました。シュートチャンスがほとんどないのは,中盤の選手を前線にあげているのに,彼らへのロングパスや,スルーパスを出す選手がいないから。パスが来ないなら中盤まで下がってボールをもらいに来いよ,といいたくなります。3点差で負けているのにバックスでのボール回しを繰り返して時間を消費するなんて理解不能。どこが攻撃的なチームスタイルなんでしょう?
「会場へのカン,ビンの持ち込みは禁止されています」という場内アナウンスの意味を実感しました。わたしは金属製の水筒を持参していたのですが,試合途中から水筒をフィールドに投げ込みたくなり,その気持ちに気づいてカバンの中にしまいました。非常にストレスフルな試合でした。
ところで,2つの試合の合間にユナイテッドの屋台で野菜カレーを食べたのですが,これがまずかった。ルーに酸味や苦みがあって舌触りもざらざら。いつものホットドッグにすればよかった。
平日を足しても足しても週末にならない夢を我は見ている(俵万智)
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