控え選手だけで勝つ日本の選手層の厚さ
サッカーアジアカップ、日本−ウズベキスタンをテレビで観戦しました。
試合開始前の両チームのシステム(陣形)が紹介されていました。 日本は4−2−3−1。4バック、ダブルボランチ、トップ下に3人横並び、そして1トップ。
一方ウズベキスタンは画面の表示では4−1−2−2−1。これをアナウンサーは4-3-3と呼んでました。たしかに4バック、アンカー、インサイドハーフ2人、3トップと攻撃的陣形です。
しかし、試合が始まってみると、日本は4−4−2。ウズベキスタンは4−1−4−1のきれいなラインをつくっています。NHKアナウンサーは北川を武藤のトップ下と何度もいうのですが、どう見ても両者の位置関係は横並びの2トップです。 ウズベキスタンは「4−3−3ですが4−1−4−1に見えます」と実況しているのにどうして日本のシステムについて訂正しないんでしょう。こだわってるのか、どうでもいいのか?
ところで試合の内容ですが、北川はホストプレーや振り向きざまのシュートが目立ちました。ゴールとはいきませんでしたがいい動きでした。そして乾、伊東はドリブルがとてもよかった。ウズベキスタンが寄せてこないとはいえ、今までの日本にはないビルドアップ。左サイドは乾は内に切り込み、右サイドは伊東(あるいは室屋)が直進してセンタリング。チャンスを何度もつくりました。ペナルティエリア前のワンツーやスルーパスはほとんど不発でしたがこれもまたいい狙い、グッドチャレンジ! ディフェンスも失点こそありましたがクロスボールが何度放り込まれてもヘディングで競り勝ち、点差こそ1点でしたが貫禄勝ちでした。
それにしてもこの試合は控え選手10人が先発してウズベキスタンに勝つんだから日本は選手層が厚いですね。決勝トーナメントは期待できそうです。
不意打ちの若さと思う携帯のメールに君は☆を飛ばして(俵万智)
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