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2019年1月14日 (月)

アジアカップ 長友ハンド疑惑から見えるもの

昨夜はサッカーアジアカップ、日本-オマーンをテレビ観戦しました。

日本は前半から何度もシュートを外し、ようやく原口のPKで先制するも、その判断となったオマーンの反則は位置も内容も疑問ありあり。また、前半終了間際、オマーンのシュートがペナルティエリアにいたDF長友の腕に当たってゴールならずのシーン。これはPKでしょう。審判も人間なので誤りもあるでしょうが、運は日本に味方したようです。

私はいつも朝7時のNHKニュースと夜7時のNHKニュースを見ます。このオマーン戦をBS1で中継していたNHKがどう報じるか注目していましたが、なんとスポーツコーナーに試合結果すら出ない! スキージャンプの小林が7連勝ならず、そして稀勢の里ばかり。これでいいのか?

ネットニュースでは、長友のハンド疑惑や日本の戦いぶりについて、海外のメディアが辛口の批評をしていることを紹介していました。私が気づいただけでも、アメリカ、韓国、ベトナム、シンガポール、地元UAE、ノルウェーのメディアが登場。すごいなあ、翻訳だけでも大変そう。

一方日本のメディア、日本戦以外の戦いをどう報じていますか? 今朝の朝日新聞にはたまたまインド躍進の記事がありましたが、ほとんどは試合結果だけで解説記事はないのが現実です。

これを普通に解釈すると、日本国民は日本戦以外は関心が非常に低いが、世界各国は日本戦への関心が非常に高いってこと? そんなバカなことはありませんよね。ということはつまり、日本のマスコミは日本代表のことしか関心がない(視聴率がとれない、新聞が売れない)ということ。アジアカップ全体の、あるいはサッカーに対するの関心が非常に薄いということです。おお寒っ!

オマーン戦の日本は、相手DF裏への飛び出し、南野のトラップからシュートへの素早い動き、DFからFWへのロングパスによるチャンスメイクなど、これまでとは全く異なる攻撃を見せてくれました。守備も連携がよく、今回は安心して見ていられました。オマーンの狭い角度からのシュートがゴールポストをかすめたときも、キーパーとDF1人がシュートコースを完全に塞いでいたのは事実。今回、そういう着眼がないのはおかしくない?

最後にひとこと。試合前のニュース・記事ではミドルシュートが効果的との意見が多数でした。でもこの試合ではミドルシュートなし。日本はアドバイスを無視したのでしょうか、いいえ、トルクメニスタンの先制ミドルシュートが強烈すぎたので、記者達が幻想を見ているのでしょう。

鞠(まり)つけば唄(うた)が遅れて寒椿 (長谷川久々子)

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