常連客がまた一人いなくなる寂しさ
仕事帰り、いつもの小料理屋に寄りました。今日は東京からの常連客が鹿児島に来るのも最後かも? ということで一緒に飲みたくなりました。
しかしお店に入っても客席は誰も居ない。女将に聞くと「もう来るはずなのにね」。それから1分も経たないうちに常連客が入ってきました。新年のあいさつの後、2人でビールを1本空け、常連客のキープの森伊蔵をロックで1杯。近況を話した後、今日は常連客の送別会ということでお別れになりました。わずか10分程度の慌ただしいお別れでした。
今夜の酒のつまみは、さつま揚げ、かまごこ、なまこのなます、あじの焼き物、辛子レンコン、生姜と胡桃の佃煮、ホウレンソウのおひたし。その後は、イカと赤身の刺身、筑前煮。ぼちぼちつまみながら焼酎のお湯割りを2杯。ほろ酔いになりました。
このお店。通って20年以上になります。常連客もどんどん高齢化していって、ほとんとは亡くなったり、老人ホームに入所したり。かつて300本あったキープの焼酎瓶も今や10分の1になったとか。寂しいものです。
そして今回、また一人常連客がいなくなります。新規のお客が来ないと常連客は減るばかり。私が最年少なんですからね。あと何年通えるかはわかりませんが、おばちゃんが元気でいることを祈るばかりです。
朝も昼も夜も歌えり子守歌なべて眠れと訴える歌(俵万智)
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