女心は未知の世界
いつものバーに寄ると、懐かしい顔が。半年ぶりに会った女性アルバイトでした。
かつて、このアルバイトの女の子とが入って3ヶ月あまりのとき、何度顔を合わせても,いつも表情は硬くムスッとしていたので話しかけてみたことがありました。
「そこの角の居酒屋で飲んだとき,アルバイトの女の子と話をしたらあなたのことを知ってるって。同級生なの?」
「はい。高1のとき一番の仲良しで今でも続いているんです」
「そう,世間ってずいぶん狭いよね」
彼女は笑みを浮かべてうんうんとうなずいていました。
「あなたを笑わせようと思って小咄(こばなし)をいくつか用意してきたんだけど,しばらく聞いてくれる?」
吹き出した後,OKの返事。
この日は他に数組のお客がいて,注文がきたり,厨房から呼び出しがかかったりと大忙し!
私の話も途切れ途切れでオチどころではなかったのですが,それでもツボのところでは笑ってくれて,最後まで話につきあってくれました。
次の日も彼女がいました。2日続けてきた私を見て驚いていましたが,笑顔で注文をとってくれました。
かつてこんなことがあったのに、半年ぶりに会った今回も表情は硬いまま。友達のことに話を振っても相手にしてくれません。うーん、嫌われてるのかな。女心は秋の空。いくつになっても未知の世界! 残念!
昨日逢い今日逢うときに君が言う「久しぶりだな」そう久しぶり(俵万智)
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