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2018年10月17日 (水)

くもんにいくもん

娘は小学1年生の頃から公文に通ったのですが、大量のプリントに相当苦戦していました。押し入れや机の引き出しから白紙のプリントをしばしば発見。算数が嫌いになり、公文のある日は体調が悪くなりました。私としても苦行を強いることは本意ではなかったので、小学校高学年になると辞めさせました。

そんな娘も今や高校2年生。高校入学当初は赤点ばかり。しかし進学希望である以上放置もできない。そこで得意の国語は一人でできるZ会、苦手な数学は私と教科書の基本問題を一緒に解くことにし、私が教えられない英語は公文式で基礎からやり直すようにさせました。

もちろんくさっても鯛。高校入試に合格できる程度は英語力ぐらいはあるので、高校1年レベル(Kー1)からスタートしました。今はプリントを1日10枚解いています。三者面談のときにこのことを話すと先生は驚いていました。「それって小学生がするんじゃないの?」

確かに娘が通う公文式の教室は小学生ばかり。そこに高校生がいるのも目立ちますが、プリントを1日10枚ペースで進むことが子供たち(もちろん高校生レベルに進んでいる小学生)には驚異らしく、課題分を提出すると周囲から感嘆の声が聞こえるみたい。

先週はK-2の最終テストで92点。先生から「教室を始めて30年以上経つけど、たぶん最高得点だわ」と太鼓判を押されたそうです。

本人は教室の雰囲気を話しながら、こんなの当たり前という感じでしたがまんざらでもなさそう。最近は高校3年生になる前に研究教材まで進みたいと意欲を示すようになりました。

私は見た目を気にしたり、見栄を張るよりも、今必要なことをやればいい。そう思っています。

芙蓉楼にて辛斬を送る  寒雨江に連なって夜呉に入る
 洛陽の親友如し相問はば  一片の氷心玉壷にありと (王昌齢)

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