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2022年5月 9日 (月)

50歳からのシングルライフ(食事編)

今年の4月から妻が単身赴任。娘たちはすでに巣立っているので、50歳になって久しぶりに一人ぐらい生活を始めることになりました。

過去の単身生活は寮生活がほとんどでした。大学生だった4年間はアパートに一人暮らしだったのでそのときは自炊でしたが、休日におでんやカレーなど簡単な料理を作る程度。食事のほとんどは学食利用か部活仲間との外食でした。

当時と違うのは食べる量。とにかく20代の頃は食欲旺盛で一度にご飯を2合食べていました。それからすると今は当時の半分以下。かといって食事を抜きすぎると栄養失調になってしまいます。そこで次のような毎日を過ごすことになりました。

まずは下ごしらえです。ご飯(玄米)は一度に3合炊いて1食分づつタッパーに詰めて冷凍保存。みそ汁のだしはいりこだし。5尾を1リットルの水筒にいれて水出しにしておきます。みそ汁の具材となる人参、大根、キャベツなどの根野菜は薄切りに、葉物の野菜、きのこ類などは一口大に切って冷凍保存。うすあげも千切りにして冷凍。ネギの細切れも冷凍。このほかに乾燥わかめを用意しておきます。

朝は、タッパーのご飯を電子レンジで温め、納豆と生卵、亜麻仁油、あごだしの素をかけていただきます。みそ汁は冷凍している具材を2,3種類鍋に入れて、いりこだしの水を200ミリリットル注いで温め、味噌をいれてできあがり。つけものがあればそれを出します。簡単ですね。

お昼は食パン1枚に、バター&はちみつ、ジャム(ブルーベリー、マーマレード、りんご)を日替わりではさむだけ。食パンは冷凍しているので、朝のうちに凍ったまま半分にきってジャムなどを挟みラップで包んでできあがり。これを会社で食べます。飲み物は職場においているリプトン紅茶のみ。簡単ですね。

夜はご飯やみそ汁はたべません。おかず一品のみ作ります。肉か魚を一人分に、野菜をいくつか組み合わせて、その日の気分でメニューを決めます。これに焼酎のお湯割りを1杯。漬物があればそれを添えるだけ。調理時間は20分以内。簡単ですね。

夜はそもそも作らずに外食で済ませることもあります。仕事帰りに居酒屋などに立ち寄って、焼酎を1杯にお通しと料理を一品注文するだけ。ボトルをキーブしているので1回あたり1千円程度です。簡単ですね。

こういう食生活が1ヶ月続いていますが、体調に変化はなく、食材を腐らせることもありません。

しかし、このゴールデンウイークに妻が帰ってきました。大量に食材を買ってきて冷蔵庫に入れています。私一人では食べ切れないというのに。あーあ、マイペースでできない一人暮らしって難しい。こっちをなんとかしないといけないですね。

よれよれのわが晩年のとある日の朝餉(あさげ)に割れる卵黄(らんおう)の艶(つや) (濱口忍翁)

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