雪道で寝ていた私は無事に生きている コロナで大変? 笑ってしまうよ
昨日は快晴で気持ちがよかったものの、今日は早朝に小雨が降りいまも曇天。桜島には雪が積もっています。鹿児島はこの程度で済んでいますが、日本海側は連日の大雪。大変ですね。
鹿児島で生まれ育った私は、子どもころは雪で遊ぶ経験がありませんでした。せいぜい、泥混じりの雪だるまをつくる程度。小学校は半ズボンで、教室に暖房なんてない時代なので、寒くてもじっと耐えるしかない。鼻水をたらしていながら健康を損ねるまでなかったわけですから、子どもって元気ですよね。
私は大学時代を京都で過ごしました。京都の冬は寒かった。台所の蛇口からでる水にさわると、骨まで寒さが染み入るような冷たさ。当時こたつだけで冬を越していたかと思うと、50歳の私はおもわずぞっとしてしまいます。
そんな京都の冬の夜。私は友人らと酒を飲み、自転車で家に帰りました。おりからの大雪で自転車を漕ぐのも大変。酔っ払っている私は運転を誤って転倒。そのまま寝込んでしまいました。
私に声をかける人がいるので目を覚ますと中年のおまわりさんでした。何を話したのかは記憶にありませんが、起き上がった私は再び自転車に乗って家に向かいました。私の記憶はそこで途切れていますが、いまここでブログを書いているぐらいですから、無事に家に帰れたのでしょう。
それにしても車道で寝ていた私には雪が降り積もっていました。酔っていたせいか寒いはずなのにそういう感覚はなく、おまわりさんとの話を覚えていないのもきっと寝ぼけていたせいでしょう。
今から30年も昔のことですが、おおらかな時代でしたね。おまわりさんも、私を起こしただけで後はほったらかしだったんですから。
あのとき、雪道で転倒した拍子に頭を打っていたらただでは済まなかったでしょう。また、寝ているときに車がきたら、雪に埋もれた私を気づかずに轢(ひ)き殺してもおかしくない。運良くおまわりさんが通らなければ、私はそのまま凍死していたかもしてない。自分の強運に感謝しています。
今はコロナで大騒ぎしてます。でも、なぜ大騒ぎするんでしょうか? コロナにかかったら死ぬから? 本当にそう思っている人はどれだけいるでしょう。この1ヶ月で鹿児島県の感染者は1万人近くいますが、重症者はゼロ。死者はいますが、重症者ゼロということは、おそらく基礎疾患でもともと長くは生きることができなかった人たちが亡くなっているからではないのでしょうか。
世間の人が大変だというのは、会社に出勤できないから? 感染した子どもの面倒を見ないといけないから? 会社の収入が激減しているから? 病院がコロナ対応で患者を受け入れないから?
これらの「大変」はコロナウイルス本来の脅威ではありません。すべて人為的なものです。もう目を覚ましていい頃ではありませんか。
雪はくらぎ空よりひたすらおりてきてつひに言へざりし唇に触る(藤井常世)
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