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2021年11月22日 (月)

松田聖子のキラキラの輝き

11月3日のNHKーFMでは「松田聖子ざんまい」が放送されていました。

中川翔子、途中からは森口博子がゲストとして出演。彼女たちの聖子ファンぶりがすごすぎる。中川翔子は番組の冒頭から「聖子さま」を連発。「私の人生を変えた出会い」として松田聖子のアルバムを繰り返し聴いていた様子を熱く語ります。

「あど3秒だけしゃべっていいですか?」と進行の阿部アナウンサーをさえぎると「この曲の聴こどころは『わ』と『が』と『よ』です」と、歌の中での松田聖子の発音が素晴らしいポイントを1字単位で称賛。

森口博子も「この曲の『ぬ』は何度聴いても『ドゥ』に聞こえますよね」とこのマニアックな発音フェチぶりに同調します。森口博子は聖子のモノマネを得意とするだけあって、中川とは別の意味で1字単位の指摘が的確でした。

本当のファンってここまで語れるものなのか、と舌を巻くというようりも笑ってしまいました。

私は50歳。松田聖子のデビューからリアルタイムで彼女のシングル曲を聴いて育ちました。子どもの頃はわからなかったけど、彼女の歌を聞くと明るい気持ち、前向きになれるんでしょね。

今どきのアイドル、たとえばAKB48は応援ソングばかりですが、松田聖子はバラードであっても聞き入って前向きになれる。どの曲もキラキラと輝いている。

ぶりっ子嫌いで松田聖子ファンとは距離をおいていた私も、実は彼女の歌に惹かれた一人だったということに今更ながら気づきました。

そういえば、私と同じ歳の会社の同僚も「松田聖子をいつも聴いている。いまではアマゾンミュージックで聴き放題だから」とはしゃいでいたのを思い出しました。彼女も私も、松田聖子抜きに人生は語れないみたいです。

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