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2021年2月 7日 (日)

これで野良猫をシャットアウト 敷地に野良猫を入れないためには

先月,仕事帰りにタクシーに乗ったときのことです。タクシーの運転手が,近所にアナグマが住んでいることを話し始めました。

「アナグマが近所に住み始めたんですけどね,しばらくしたら猫の姿を見なくなったんですよ。妻が言うにはアナグマは子猫を食べてしまうらしいですね。そうして子猫が次々と食べられていくので結果として猫がいなくなったらしいんですわ」

私の庭にもよく猫がやってきてウンコをしたり,ひなたぼっこをしたりしていました。ウンコをするとその匂いが臭いのなんの。掃除をしてもきりがありません。園芸店で猫の忌避剤をいろいろ買って試してみましたがすべて効果なし。

そうこうしているうちに,庭の地面がほじくられることが多くなりました。「最近は猫が地面を堀ったくっているんじゃないの」と妻がプリプリ怒っていましたが,実はタヌキの仕業(しわざ)と言うことがわかりました。

なんと玄関の床下に穴をほっていて,そこをすみかにしていたんです。妻が気づいて水を撒き,タヌキを追い出しました。あのときはタヌキが棲みついていたけれど,猫はよく来てウンコを垂れていったけどなあ。アナグマはタヌキとは違うのかしら。

ネットで猫の天敵を調べると,カラス,ヘビ,タヌキ,キツネ,サル,アライグマなどが出ていました。ここ鹿児島市で期待できるのはカラスぐらいでしょうか。タヌキはダメですね,少なくとも我が家では効果がありませんでした。

猫のウンコに業(ごう)を煮やした妻は,物理的に侵入させない作戦をとるようになりました。猫がよく通る植え込みのところに,園芸用の支柱(太い針金)を埋め込んだのです。高さは15センチ程度。それを10から20センチの間隔で,少々斜めにして地面にしっかりと差し込むのです。知らずに侵入してきた猫にこの支柱が刺さるという仕掛けです。

さらに私はもう一つ物理的な方法をとりました。それは猫の通り道である塀の隙間にテグスを張ったことです。猫が通れないように蜘蛛の巣のように隙間なくテグスを張ったのです。

それ以後,猫は我が家の敷地でウンコをしなくなりました。ただし,おとといは,猫が植え込みの支柱を避けながら,ゆっくりと進入しているところを目撃したので,妻の方策は完璧ではないようです。

でも,効果なしとまでは言えないでしょう。ゆっくりと近づいてくる猫を脅かすと,驚いた猫はその植え込みを走って逃げていきました。そのときはきっと支柱の先端が猫の体を傷つけたはず。ゆっくりと進入してきたということは,きっと以前に支柱の先がこの猫の体に突き刺さって痛い思いをしたのでしょう。それに懲りずにやってくるとは見上げた根性ですが。

となると,猫の侵入を防ぐ効果があったのはテグスということになるかも。我が家は玄関まわりの植え込みと塀の隙間の2カ所しか進入口がありません。人間が通るところは猫は通らないようで,私たちが歩く通路を猫が歩く姿は見たことがありません。となると植え込みと塀の隙間という非常に限られたルートだけ猫が通るということになりますね。そのひとつを塞(ふさ)いだことが,結果的に猫の侵入意欲とウンチをしたい気持ちを失わさせたようです。

テグスは猫には見えないから,気味が悪いんでしょうね。

殺しのあと 特に用事もないので お庭にでて草引きなどする(間武)

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