「大阪スパイスキーマカレー」(S&B)はレトルトカレーではない
最近はレトルトカレーにはまっています。毎週1回,レトルトカレーを食べているのですが,毎回種類を変えて楽しんでいます。
今回挑戦したのはエスビー食品の「大阪スパイスキーマカレー」。大阪北浜のコロンビアエイトというお店の味を再現した商品です。
私はキーマカレーを食べたことがないので,まず見てびっくり。ご飯に大量の香辛料が振りかけられ,その上からすまし汁のようなルーをかける。サラサラしていて,通常のカレーのルーのようなドロッと感がまったくありません。さらに色も無色透明に近い。これがカレーか?
食してみると,まさに香辛料のスパイスが口中を刺激します。でも,カレーの味はどこにも見当たらない(味がしない)。カシューナッツやら刻んだ香辛料などのざらざらした食感がますます食欲を奪っていきます。
完食しましたが,口直しにトーストを焼いてマーガリンとハチミツをたっぷり塗って食べました。こんなまずいレトルトカレーは初めてです。
私が大学生の頃,グリコ食品がレトルト商品を出していました。「横浜中華丼」とか「・・親子丼」とか。1度食べましたけど,あまりにまずくて吐き出しました。それ以来,グリコの商品は絶対に手をつけません。もともとポッキーも私は嫌いなのです。なぜかわかりませんが,グリコの商品は食べるとムカムカしてきて,また食べたいという気持ちにならないです。
話が脱線しました。とにかくこのレトルト商品は失敗だと断言します。こんなカレーを食べるくらいだったら,我が家のドライカレーの方がよっぽど美味しい。我が家のドライカレーは豚の挽肉とミックスベジタブルを炒め,ケチャップと砕いた固形のカレールーをまぜてできあがり。たまにレーズンを散らします。
今回,あまりのまずさにネット上の評価を見てみたのですが,意外と好評かなのが驚きです。どうしてこんな味がうけているのか? つくづく料理って,他人の評価は当てにならないですね。
柊(ひいらぎ)の花釘箱にこぼれけり(長谷川櫂)
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