スカッとさわやかアーリークロス ユナイテッドファンが待っていた勝利
昨日は鹿児島ユナイテッドがロアッソ熊本に4−1で快勝。ホームゲームでようやく攻撃力を発揮。スカッとしたファンがほとんどだったのではないでしょうか。
過去の試合との大きな違いは先制ゴールのシーンに現れています。ボランチの中原秀人が右サイドに開いてボールを受け,鋭いアーリークロス。これに牛ノ浜がヘディングで合わせた,見事なゴールでした。
これまではサイドでボールをもっても,もたもたしてバックパス。あるいはゴールライン際まで持ち込んでからのマイナスのクロス,というのがユナイテッドのお約束。とにかくゴール前にボールを運ぶまで時間がかかりすぎ。
それがないときは,バックスからのロングボールを放り込むパワープレイ。ヘディングで競り合ってからのセカンドボールを狙うアタッカーがいなくてボールを奪われるお粗末な展開ばかり。
それが中原のアーリークロス。熊本の度肝を抜きましたね。あせった熊本の背後を突いて米澤が2点目。3点目はPK。4点目はフリーキックからの水本のヘディングシュートの好循環。熊本の攻撃はミドルシュートばかりでコーナーキックもショートコーナーばかり。ユナイテッドは助かりましたね。
この1か月間,下位のチームとの対戦ばかりだったのに勝利がなかったのはユナイテッドにとって本当に痛い。ここからどれだけ挽回できるかは,この試合の中原のような多彩な(意外な)チャンスメイクが必要です。
そう考えると大胆なポジションチェンジが今後の成績の鍵になるかも。
物語始まっている途中下車前途無効の切符を持って(俵万智)
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