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2020年9月13日 (日)

ついに鹿児島でもジャージャー刀削麺が食べられる おすすめの中華

昨夜は天文館に出かけました。妻と二人でマルヤガーデンにオープンした無印良品に行くためです。ついでに晩ご飯も食べることにしました。

かねてから気になっていた「チャイナワン」を選びました。私たち夫婦は中華料理が大好き。家族で年に数回は中華料理を食べています。が,ファミリーレストラン風の「暖中」ぐらいしか鹿児島にないのがちょっと残念なところ。そこで新規開拓というわけです。

注文したのは「空心菜の炒め物」「エビ春巻き」「酢豚」「ジャージャー刀削麺(とうしょうめん)」,そして私だけのチンタオビール(瓶)です。

空心菜の炒め物はニンニクが効いていてグッド。酢豚は豚肉が柔らかくて本当に美味しい。エビ春巻きは20センチぐらいあるスティック状。手に持ってかじっていくスタイルです。エビがミンチになっていてとても美味しい。そしてイチオシなのがジャージャー刀削麺です。鹿児島で刀削麺が食べられるとは感激です。刀削麺は「きしめん」のような平たい麺です。ウーフンシャンの独特の香りが食欲をそそります。

これまで,夏休みに上海に2回ほど家族旅行で行ったことがあります。鹿児島ー上海線を利用して最初はツアー,2回目は航空券とホテルを予約して自分たちで行程を組み立ててです。2回目は自分たちでレストランも選びました。中国料理というと油っぽいイメージですが,現地の料理はそれほどでもありません。それなりの料金を出せばおいしい中華料理が食べられます。本場の味は調味料が全然違う。醤油の香りも独特です。

そもそも日本の中華料理は,インドのカレーと同様,本場の料理とは似ているようで全く違います。餃子の王将の料理も日本風にアレンジしています。(だから,海外の日本料理が本物ではないといって外国の料理を貶(けな)すのは,天に向かって唾をはく行為と同じだと思います。)

さて,チャイナワン。妻も喜んで食べていました。これほど現地の料理と同じ味を日本で,しかも鹿児島で出せるなんてすごい! 特に調味料,香辛料がまったく日本の中華料理とは違います。

お会計のときに店員さんに聞いてみると「すべて中国から仕入れています。調理人も中国から来てもらっています」とのこと。料理のことを絶賛した後,レジの前においてある壺の中身を訊ねると「紹興酒です。これも中国から仕入れてます。一杯どうですか?」

遠慮せずにグビグビいただきました。これはうまい。次に行くときには紹興酒を注文しないと損だよ。そんな気分にさせてくれました。ちなみにお代は全部で4200円。私はリーズナブルだと思います。

よろこべばしきりに落つる木の実かな (富安風生)

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