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2020年6月 6日 (土)

10年目にしてヒメシャラの花が咲きました 灰雨の中でも気にしない

今日も朝から仕事。昼前には終わると思っていたら,上司から資料にダメ出しを出されて結局終わったのは午後3時。こうして一日が終わってしまうのかと思うと本当に寂しい。

今週は本当に忙しかった。月曜日から毎晩帰宅は午前零時前後。特に木曜日は深夜1時まで残業だったせいで,金曜日は眠くて頭が痛くて忙しくて嫌になり,午後9時には退社したのですが,今朝は疲れがとれない状態でまた仕事。体が持つのか本当に心配になってきます。

今日は時折強い風と雨が降り,さらには桜島も爆発したようで灰混じりの雨。おかげで私の革靴やズボンには灰の白い斑点がいっぱい付いていました。

妻の車で自宅に戻り,庭を眺めるとヒメシャラの花が数輪咲いていました。ヒメシャラはツバキの仲間なのですが,幹が細く花も白くて小さい。サクラよりちょっと大きいかなって感じです。

このヒメシャラは家を建てた10年前に植えたもの。しかし,水が足りていないようでしばしば枝の一部が枯れていて,花をつけることもなく,「大丈夫かな?」と心配して眺めていた木です。

今年の春から樹勢があり,珍しいこともあるもんだとおもっていたら,ようやく開花。暖冬の影響なのか,それとも10年経って根が深く伸び,十分な水を吸い上げるようになったからなのか。園芸の素人の私には分かりようもありませんが,嬉しいことは確かです。

その一方で,毎年真っ白い花をたくさんつけていたヤマボウシが,今年はいまだに花をつけません。サクラの開花が遅れたのは暖冬の影響とわかりますが,ヤマボウシまで遅れるなんてあるのかしら? 植物というのは本当に謎が多いですね。

午後6時に妻と出かけて外食しました。場所は西駅一番街のおばんざいのお店。おばんざいの3種盛りに日本酒をいただきいました。久しぶりの冷えた日本酒は香りがよくてのど越しも最高。一杯だけでしたが今の私にはこれで十分です。おばんざいは,ズッキーニのサラダ,飛び魚の姿揚げ,豚軟骨の甘辛煮。このほかに一品料理でチキン南蛮とタヌキ豆腐(うどんの代わりに豆腐が入った「たぬきうどん」みたいなもの)を妻が注文しました。車を運転している妻の飲み物はウーロン茶。これで全部で4千円。リーズナブルでしかも満腹です。

ベル通りも含め,どのお店もお客さんがいっぱいでした。いつもの夜の街に戻ってきたようです。ここには,「店を営業するなんてけしからん。コロナの感染者が出たら責任をとるのか」と怒るバカ(ひまじん)の姿はなく,久しぶりに外で美味しいものや冷えたビールやお酒を楽しみたい,という人たちが集まっています。こういう雰囲気が私は大好きです。

きっとひまじんは,こういう現実世界を自分の目で見ることなく,マスコミの恐怖報道におびえて家に閉じこもっているか,道徳教育のようなテレビのアドバイスを真に受けて灰雨が降るなかで近所を散歩しているんでしょう。とてもいいことです。このまま,私の生活範囲から消えていてほしいものです。そこでマスコミにお願いです。ついでに「コロナは電話でも感染する」というデマを流してもらえませんか。マスコミの言うことならきっと信じますよ。そうすればもっと平穏な日々が続くでしょう。

栗の花紙縒(こより)の如し雨雫(あめしずく) (杉田久女)

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