第1位は「歯の定期検診を受ければよかった」 失ってわかること
仕事で取り扱った健康問題の資料におもしろい記事を見つけました。「第1位 歯の定期検診を受ければよかった,第2位 スポーツなどで体を鍛えればよかった,第3位 日頃からよく歩けばよかった」
何のランキングかというと,高齢者に聞いた,健康の後悔していることランキングです。
最近の多くのテレビ番組では健康問題をテーマにしています。効果的な食品,治療法,運動法など,なかでも「意外性」や「誰でもできる」といった視聴率を稼げるテーマが多い。
しかし,後悔ランキングをみる限り,誰でもできることだけど多くの人は面倒でやらないことが上位を占めていました。もちろんテレビの健康テーマ番組はとりあげませんね。当たり前すぎるから。
第1位の歯科検診については,「痛い」思い出があります。10年ほど昔,種子島に3年住んでいたときには歯医者に一度も行きませんでした。その後,鹿児島市に引っ越したときに歯医者に行くと「虫歯が11本あります」と診断されて,3ヶ月の間,毎週治療。毎回麻酔を打たれてドリルで歯を削られました。
この歯医者は歯科衛生士を怒鳴り散らかしたり(今でいうパワハラですね),歯を抜こうとするので二度と通いたくないと思い,それからは自宅近くの私はいきつけの歯科医院で年に1回定期検診を受けています。そこで検査をした上で歯石や着色をとったり手入れをします。
その歯科医院から次回の定期検診の案内が届きました。とうとう半年に1回のペースになったようです。おいしいものをおいしく食べるには歯が大事。そしてよく食べることが健康につながる訳ですね。
私の父も80歳に近くなりましたが,歯は1本しか残っていません。「歯医者がどんどん歯を削るからこうなったんだ」と恨み言をいっていますが,私は父が歯磨きをしている光景を見たことがありません。他人のせいにしてはダメですよ。やっぱり自分の健康は自分次第です。
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