鹿児島市内のリサイクルショップめぐり リサイクルマートはどこに消えた
なじみの小料理屋のおばちゃんからすき焼き用の鉄鍋をいただきました。しかし,我が家ですき焼きはフライパンでつくります。鍋が増えると収納に困る。ということでリサイクルショップに持って行くことにしました。
与次郎ヶ浜にリサイクルマートがあったはず・・と思ってやってきたものの店が見当たらない。思い出を手繰りつつ周辺を2周しましたがやっぱり姿がありません。店をたたんで駐車場になってしまったようです。
ネットで検索すると宇宿店が表示されました。車での移動ならたいしたことないやと,早速移動。混雑する国道225号線を南に,ラーメンチェーン店の天下一品のところを左に入ったのですが,ここもだだっ広い駐車場。パチンコ屋や回転寿司のチェーン店しかない。これってどういうこと?
100mほど南側に黒く塗られた建物があり,「買取」の文字が見えます。カーナビの位置情報がずれていたのかよ,と思って行ってみると別の店「マンガ倉庫」でした。
入り口から入るとゲームセンター。ゲーム機のけたたましい音楽や電子音が鳴り響く中,レジのところでたずねると「ここは売り場。買取用のレジは一度出ていただいて右手になります」とのこと。いったん店を出てようやく買取用のレジを見つけました。
持ち込んだ鉄鍋は未使用品で使用上の注意書きがついています。箱はないもののお店で買ったときのビニール袋に包まれたまま。店員に査定をお願いし,しばらく店内を見学しました。
店内には古着や楽器,家電製品,CDなどすごい品数。しかもお客さんが多い。子どもも多い。そして店の外ではタバコをふかしている人が多い。ガラの悪そうな人たちが多い。ゲームセンターや店内のBGMの音楽がうるさくて動悸がする。あちこちの商品?から匂いがして胸が悪くなる。10分ほど店内を歩いているうちに頭が痛くなってきました。
店内放送で私の番号が呼ばれました。レジで金額を見ると50円。そうですか,未使用品でもすき焼き鍋は50円の値段しかしないんですか。でも廃棄するよりはまし。ゴミが増えるよりは使ってもらった方が精神的に楽です。
帰り道,やはり産業道路沿いで近くにある「エコタウン」に寄ってみました。こちらも同じようなリサイクルショップなのですが,清潔感にあふれていて「マンガ倉庫」のような気分の悪さはありませんでした。経営者の考え方なのか,店員の質の問題なのか,この違いはどこから来るんでしょう?
フォローするとすれば「マンガ倉庫」の買取で来店した人には「お茶・コーヒー」のサービスがありました。だからどうだって言われるとそれまでなんですが・・・
ところで古本は高値で買い取られるんですね。この日,ブックオフに38冊もっていったのですが,全部で3400円で買取。一番安いのはナショナルジオグラフィック(雑誌)で40円。新書類は100円前後。一番高くで買い取られたのはファクトフルネスの500円でした。
本は捨てるより早めに売った方がいい,物品(未使用品)はバザーに出した方がいい,ってつくづく思いました。
文明とはすなわちゴミの異称にてコーラの缶を投げる青空(俵万智)
コメント