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2019年10月19日 (土)

整理収納に目覚めている妻と整理収納に無自覚な私

今月初めに妻は整理収納アドバイザーの資格試験(2次試験)を受けました。試験は実際に整理収納アドバイスをしたことのプレゼンテーション。結果は11月になってから発表なのですが,プレゼンは得意なので合格は間違いないでしょう。

アドバイスをするぐらいなら我が家でも,ということなのか,最近は家の中の整理収納・不要物の廃棄がかなりヒートアップしています。

キッチンのシンク下には,食用油,酒,みりん,醤油,米などのストック品を床に直置きしているのですが,これらをキャスター付きの箱に収納。脱衣場の衣類かごにもキャスターをつけました。もともと日曜大工が大好きで電動ドリルを持っているので収納箱はすべて妻が手作り。

キッチン台にはいつもお菓子や炊飯器が置いてあるのですが,お菓子はキッチン台の抽出の中にしまい,炊飯器も使わないときは見えない場所にしまうように。

子ども部屋には使っていない机や椅子があります。「こっちを先に捨てたら」といっても,妻には考えがあるらしく,高校3年の娘が卒業するまで置いておいて,家を出たらまとめて処分するとか。私からすると粗大ゴミこそ,空いた時間に一つずつ処分していった方がいいと思うのですが,このあたりの感覚はよく分かりません。

ところで,金曜日はなじみの小料理屋に寄りました。私の顔を見るや「あんた,靴はいらないね?」 先日亡くなった親戚の遺品に未使用のブーツがあり,処分するにももったいないとのこと。私が普段履いている靴のサイズより1センチも小さいので最初は遠慮したのですが,そうこうしているうちにブーツをもってきて「履いてみて」

足を入れるとピッタリ! 一つは黒い皮製,もう一つは茶色のビニール製,ビニール製は中に毛が敷き詰められていて雨の日用にいいみたい。ブーツは持っていないので,2足ともありがたく頂戴しました。

家に持ち帰ると妻は「あんたは何考えているの? お客さんが支払った飲食代以上の品をもらって帰ってくるなんて聞いたことない」とあきれ顔。高校3年の娘も「お母さんが怒るのもわかるわー。物を持たない暮らしをしているのに,要らない物をもらってくるんだから」

確かにこの小料理屋では,毎回,品をいただいています。いつもは食べ物(封を切っていない残り物やメロンなどの果物)なのですが,最近は亡くなった方の遺品(未使用の甚平や靴下など)やコイン(1万円銀貨,千円,500円の複数の記念硬貨)。どんどん我が家に「妻が理解できない」物が増えていって,妻の努力の反作用になっているみたいです。

注)さすがにコインだけは表示額で買い取りました。ネットで調べると,1万円銀貨は状態がよければ3万円で取引されていました。はて,実際には全部でいくらの価値があるのかしら。

子どもらはゴミを宝の山と呼ぶ一キロで三十円のビニール(俵万智)

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