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2019年10月14日 (月)

今季3回目のスコアレスドロー ユナイテッドの戦術変更?

日曜日には鹿児島ユナイテッド対町田ゼルビアの試合をDAZNで観戦しました。当日は台風19号の影響で2時間遅れの5時キックオフ。おかげでホークス対ライオンズの試合まで見ることができました。こちらは5回までは追いつ追われつの大接戦。7回に2点が入り,勝負の行方がほぼホークスに確定したところで,DAZNに切り替えました。

さて,ユナイテッド。FWの韓とルカオが先発。あれっと思ってJリーグの公式サイトを見てみると予想フォーメーションは4-4-2。このフォーメンションはおそらく今季初めてです。

ユナイテッドは開幕当時は4-1-4-1というアタッカーを4枚おく,超攻撃的なフォーメーションでした。しかし,開幕戦は勝利したものの連敗続き。フォーメーションを4-2-3-1というダブルボランチシステムにしてからは中盤でボールがまわるようになり,徐々に勝利をつかみ始めました。

しかし,最近はまた連敗癖がおきて5連敗。特に前節の新潟戦では屈辱の6失点。肝心の攻撃もぜんぜんゴールが奪えず,得点能力も疑問。その打開策がこれか!?

守備はよかった。4-4のディフェンスラインがきちんとできていて,シュートをうたれるシーンもありましたが,マークはついていました。しかし,これだけ引いているとその分攻撃力が低下したことは否めません。

どうもユナイテッドはバランスが悪い。従来の4-2-3-1のときも,攻撃の時は2-0-3-5という極端な前線配置。それが今日のように4-4-2にしたときは,サイドバックの攻撃参加はあってもそのフォローがいない。ゴール前にいる選手が孤立しているシーンが何度も見られました。極端すぎるのでは?

後半はルカオのヘディングシュート,萱沼のフリーキック,五領のボレーシュートなど惜しい場面もありましたが,結局無得点。今季3試合目の0-0の引き分け。引き分けが少ない(大敗が多い)ユナイテッドにとっては珍しいことです。

ボールのつなぎ方は随分修正されました。これまでのようなゴールキーパーとバックスの無意味なパス交換で時間を費やすシーンはなくなり,ロングボールで前線,特にルカオにボールを送っていました。これは評価できるのですが,そのボールはほとんど町田ゼルビアがコントロール。どうもちぐはぐでした。

ルカオをポストにするならその周りにアタッカーを配置する。サイド攻撃のときは最低1人はフォローする。それだけでも随分攻撃力は上がると思うのですが,これって素人考えなんでしょうか。

ラグビー日本代表は決勝トーナメント進出。ソフトバンクホークスは日本シリーズ進出。ユナイテッドだけが取り残されています。勝て,ユナイテッド! 次こそ勝て。

しぼるほど雨をふらせし空晴れて女の腹のような雲見す(俵万智)

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