日韓関係の悪化だからといって 今、韓国人観光客誘致に金出すの?
日本と韓国の関係が悪化しています。鹿児島ーソウル戦の一時運休など全国各地を結ぶ路線において、「韓国」の航空会社は運休を発表しています。原因は「韓国人」の搭乗客が減少しているから。
日韓関係の悪化を伝える夜のニュースでは、「両国」の冷静な対応を呼びかけていました。おいおいちょっと待てよ。
「韓国」国民の多数は日本製品の不買運動や輸出手続きの厳格化に抗議活動を行うなど確かに熱くなっています。もう狂信的なぐらい。それに比べて「日本」国民のほとんどは冷静です。韓国製品の不買活動なんて聞いたことがありません。日本国内では徴用工判決や慰安婦援助財団の清算に対する抗議活動を報じるニュースに接したこともありません。
「冷静になるべき」は「韓国」であることは一目瞭然でしょう。なぜ「日本」も「さらに冷静になる」必要があるのか、ちょっと考えてみました。
まず韓国における不買運動です。日本製品が商品棚から撤去されるのは日本企業からすると市場の縮小を意味するわけですから損害必至です。ここで「さらに冷静」になって、損害を受けた日本企業は契約をキャンセルにした韓国企業を契約不履行で訴えましょう。感情ではなく「冷静」に法律で解決するのです。
次に韓国からの観光客減少です。韓国からの観光客は確かに無視できない割合を占めています。でも「一時運休」というのがいやらしいですね。秋の観光シーズンはただでさえ外国人観光客が多数押し寄せます。この時期だけに韓国人が来ないとなると混雑がずいぶん緩和されることでしょう。嫌みで言うとありがたいことです。
そして、今の時期にいちばんやってはいけないことが、韓国からの観光客誘致にお金をつぎ込むこと。相手が一番カッカしているときに親切にするなんて無駄金です。人間関係でも悪化したら冷却期間をおいて怒りが静まってから、お茶をだすなりして徐々に関係を修復するのが本道でしょう。相手が怒っているときにお金を出したり、余計なサービスを提供することは、「怒った者勝ち」という印象を相手に与えてしまい、解決をますます困難にしてしまいます。
ましてや今回のケースは韓国人自身が日本に行くことを拒否しているわけです。行きたいけど(円高などの経済的要因で)行けないというケースとは全く違います。それがわかりませんか?
行政のトップにいるような、大局的な考えができる「冷静」な人ならばすぐにわかりますよね。韓国の観光客が来ないのならば、他国の観光客を誘致すべきです。わざわざ難易度が高い国に投資するより、誘致が容易な国に投資した方がずっと効果的なのは私でも容易に察します。今まで韓国人が来てくれたら「これからも韓国人が来ないといけない(呼ばなきゃいけない)」という発想は、成功体験にとらわれすぎていると思いますが、観光業界の方はどう思われますか?
カニサラダのアスパラガスをさけていることも今夜の発見である(俵万智)
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