しがない公務員の独身男性 定年前だけど老後の心配がないって?
先日小料理屋のおばちゃんと話をしたときのこと。
私は共働きで稼ぎは多い方だけど、今や娘が大学進学で毎年数百万円の出費が続いて大変ですよ、という話をしたらおばちゃんが突然「人は見かけにだまされちゃいけないよね」とのこと。どうしたの?
「この店にくる常連さんで、元気のない、しょぼい顔をした独身の公務員がいてね。今は親の介護が必要だからといって最近はあまりこなくなっちゃったけど。その人とたまたま定年後の話になったとき、『僕はビルをいくつも持っているからお金の心配なんてないですよ』だって。風采の上がらない人だけど経済感覚はしっかりしているわよね。奥さんや子どもがいない分、稼ぎは不動産に投資をしてきたんだから。独身男性だったら飲み代とか女にお金を使うからね」
まったくおばちゃんのいうとおり。風采の上がらない公務員は偉い! イソップ童話の「アリとキリギリス」を連想します。「わかっちゃいるけどやめられない」のが男の性(さが)です。
私は結婚するまでほとんど貯金がありませんでした。あるだけ使っていました。それが結婚してからは共働きということもあり貯金が増えました。そんな経済感覚がしっかりした妻のおかげで家も建てることができました。妻に感謝です。
財テクと言えば1年前に始めたのがイデコ(個人型確定拠出年金)です。毎月1万円積み立てています(せこいでしょ。私のおこづかいの範囲でしかできません)。うれしいのは必要経費と認められて2万円還付されること。つまり、一度所得税として源泉徴収されたお金が返ってくるのです。年12万円投資して2万円返ってくるので、これだけでもすごい利回り(16%超!!)です。そして投資商品もさまざま。定期預金もありますが、私は海外経済インデックス(世界の株式市場全体に投資するもの)にしました。
今からじゃ遅すぎるって? これでも定年準備の財テクセミナーで知ったその翌日に申し込みをしたんですがねえ。えっ、情報に疎(うと)すぎる? そりゃまあそうかもしれません。
でも、独身公務員のような不動産運用は私には無理ですね。子どもを育て、仕事もしながら、不動産を見て回ったり、維持管理や家賃の心配なんてできますか? やはり自分にあった財産運用があるんじゃないかしら。
いつからが夏だというのではないのだし私の夏は明日からにしよう(永田紅)
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