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2019年7月

2019年7月29日 (月)

いい畑ってどんな畑なんでしょうか? 昆虫が棲みつく畑はいい畑?

今朝は筋肉痛です。腰から太ももの裏側にかけて筋肉がこわばっています。昨日は2週間ぶり晴れたので市民農園へ行き、畑の周囲(隣の畑との境界)の草刈りをしたからです。30分程度のことなんですがね。この軟弱な体は情けないねえ。

私の畑のほとんどはクローバーが覆っています。その中にかぼちゃを2苗、キュウリを2苗植えているのですが、この蔓(ツル)の伸び方がすごい。かぼちゃは5m程度も伸びています。畑のヘリに沿って伸び、うち一本は隣の畑に1mほど飛び出ていました。また苦情が来るのは嫌なので、引き剥がして私の畑に戻しておきました。茎の太さは1円玉の直径ぐらいあります。ずいぶん頑丈そうです。

一部の葉が10枚ほど茶色になってしおれていました。それも連続して。病気がでたのかなあとも思いましたが、あえて放置しておきました。私の自然農法がこの病気に打ち勝つことができるのか興味津々です。

かぼちゃはいくつか白い実が膨らんでいました。ひょうたんのような形をしています。一番大きいもので私の握りこぶし程度。もうそろそろ収穫の時期を考えていいかもしれません。

それにしてもカボチャとキュウリが2本ずつしかないのに、畑の半分を覆うなんて思いもしませんでした。私はいわゆるやぐらは組んでいないので、周りの畑のカボチャやキュウリのように上に伸びていません。地面を(正確にはクローバーの上を)這っています。

今日はたまたま通路を挟んだところにある畑の借主と話をしました。このおじさんもカボチャを植えていたそうですが、葉のほとんどを虫に食われたために薬を撒いたところ、全部枯れてしまったとか。それでまたカボチャの苗を買ってきてこれから植えるとのこと。このおじさんの畑は半分は土にしょぼしょぼと雑草が生えていて、それをマンノウで耕していました。大変そうです。

私は苗を植えたときは直径10センチ程度の穴を移植ごてでほっただけ。この畑を借りて1年近くなりますが、一度も耕したことはありません。おじさんにそれをいうと嫌みになるので黙っていました。もしそういう話をしたとしても、どうしてこんなに野菜が繁殖するのか不思議でしょうね。ちなみに肥料や薬をまいたこともありません。水やりをしたのは苗を植えた日にその根元にだけです。あとはすべて成り行き任せ。自然農法ですから。

それでもやっぱり陸稲(ハッピーヒル)やゴマが発芽しなかったのが残念でなりません。陸稲がたわわに実ってこそ自然農法の成功だと思っていたのに。次回はいろんなバリエーション(種まき前に水につけるかそのままか、直まきするか穴に種をまくか、麦わらで覆うか露地か)で試してみたいですね。

ところで私の畑ではコオロギが大発生しています。さらに今日は大きなショウヨウバッタも姿を見せていました。地蜘蛛は相変わらず大量に飛び跳ねています。周囲の畑はきれいに草取りをして土を露わにしているので乾燥している上にこの暑さ。昆虫たちはクロ-バーで湿り気や日陰がある私の畑に避難しているんだろうなと想像しました。昆虫たちの居心地がよければ植物にとってもいい環境だと思っているのですが我田引水でしょうか?

開け放つ虫かごよりぞ十方にいきもののがれしたたるみどり (玉井清弘)