雨天のサッカー観戦 ユナイテッド惜敗 あなたってクレージーね
昨日午後3時から鹿児島ユナイテッド対横浜FCが白波スタジアムで開催されました。当日朝から雨模様。妻が「あなたって本当にクレイジーね」とため息をつきながら車で送ってくれました。
鴨池では断続的に雨が降り、風も強い中、約4500人の観客が集まりました。その95%以上は雨合羽(あまがっぱ)やポンチョを着用。熱心なファンがたくさん駆けつけていました。
験(げん)担(かつ)ぎで柏レイソル戦と同じようにチリドッグを買い求め、メインスタンド席で頬張ります。スターティングラインアップの紹介では五領が欠場。韓と萱沼のツートップ。五領の体調が心配ですが、スタメンを見る限り、連勝中の5試合はメンバーがほぼ固定してきました。
試合前半は数少ないチャンスにユナイテッドの酒本がセンタリング。キーパーがキャッチし損ねたボールをニウドがボレーで決めてユナイテッドが先制。しかし、後半に横浜の大型FWのヘディングシュートで同点に追いつかれます。このFWは本当に体がでかい、強い。驚きです。
同点に追いつかれた後は完全にユナイテッドペース。何本もシュートを放ち、何度もコーナーキックのチャンスをつくります。しかし相手キーパーらのディフェンス陣にその都度(つど)阻(はば)まれ、逆に終了間際、カウンター攻撃を受けたときにまさかのPK。これを決められて2-1の逆転負け。大ショックです。
ユナイテッドはコーナーキックからの得点が本当に少ない。今シーズン、ゴールを決めたのはショートコーナーからの1回だけ。ヘディングに強い堤やニウドにボールを合わせてほしい! ユナイテッドのゴールシーンのほとんどはカウンター攻撃。センターラインを越えて10秒以内にゴールを決めています。ところが今日の試合は肝心なところでボールを持つ時間が長すぎる。結果、パスコースを塞がれて決定的なシーンを逃すことがしばしば。
そして私が贔屓(ひいき)の右サイドバックの藤澤。高い位置でボールをもらっても、バックパスでつないでばかり。左サイドバックの砂森が積極的にセンタリングのボールを上げていたのと対照的でした。敵陣深く入り込めなくても、ボールキープばかりではなく、積極的にクロスを上げてほしかった。そういうスタイルをとらないのなら、せめて中央に向かってのドリブルで攻撃のバリエーションを広げてほしかった。
試合終了後、びしょ濡れのファンで満員の市バスに乗り、自宅に帰り着いたのは午後6時半。私もパンツや靴下がびっしょり。玄関を開けると妻がお風呂を用意してくれて、風呂あがりには温かい煮込みうどん。クレイジーと言いながらの心配りに本当に感謝。
ずぶ濡れのラガー奔(はし)るを見おろせり未来にむけるものみな走る(塚本邦雄)
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