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2019年4月30日 (火)

平成最後の日はくだらないことでもニュースになる日 昭和とは違うね

今日のニュースはうんざりしました。よくまあこれだけ「平成最後」で盛り上がります(時間を浪費できます)ねえ。

私も真似してみましょうか。平成最後のおれんじ鉄道乗車でおれんじ友の会の乗車券を使用、平成最後の読書は百田尚樹の「戦争と平和」、平成最後のJR利用では大混雑、平成最後の買い物は城山ストアで400円の惣菜購入、平成最後のバス乗車では乗客は4人だけ、平成最後の昼ご飯はコンブ巻きとチキンカツ、平成最後の晩ご飯はスープカレーとサラダ、平成最後の・・・・

本当にアホらしい。

昭和の最後は本当に劇的でした。昭和天皇が病気と言うことでなんでもかんでも自粛々々と自粛過剰状態。病床を連想させる歌謡曲は放送されなくなるほど。そして実際に崩御(ほうぎょ)された日は、私が高校生の時で冬休みの最中、東京は雪が降る寒い日。印象深い出来事でした。

葬儀の時は世界各国の大統領や首相が弔問に訪れました。昭和天皇は大東亜戦争の戦争責任など多くの議論がありましたが、激動の時代を現人神から人間宣言へ、大日本帝国憲法から日本国憲法へ、日本が外国に占領されたのは有史以来初めて。昭和天皇はまさに日本の象徴でした。

それからすれば、平成は大きな災害や事件がありましたが、戦争もない平和な時代でした。平成天皇明仁がお元気なうちに退位されるということに象徴される、本当に平和な時代でした。

それでもさも事件があったかのごとく、なにかにつけて「平成最後」のくだらないことを報道して時間を埋めようとするマスコミってすごいと思います。平和って退屈なんだから、平成特集も退屈するのは当然でしょう。

そういうわけでテレビは消して、NHKエフエムの「今日は一日アルフィー三昧」を聞いて過ごしました。アルフィーの三人のラジオトークで思わずニヤリとして、私が中学生のとき、深夜放送「オールナイトニッポン」を聞いていた頃を思い出しました。それでいいんじゃない?

ああ今日も終わるねなんて言いながらスポーツニュースを見ており父と(俵万智)

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