初めての入院で知る 我が家の食卓のレベル
生まれて初めて入院生活を体験しました。
ユナイテッドの試合の後、様々な要因が重なり、体調不良で救急車で搬送。それから2日は体を起こすのも一苦労。3日目になってようやく文章を認(したた)めることができるようになりました。
過去、体調を崩した覚えがあるのは体温が35度を下回ったとき。冬の雪山ではありませんよ。南薩のぽかぽかした春の出来事でした。このときはチュウジョウトウを飲んでしのぎました(医者からは笑われましたが)。
それ以外は良性発作性方位転換目眩(めまい)。宿泊研修中と香港出張中でした。大事なときに発症しましたが、このときも投薬や注射で切り抜けてきました。
しかし、今回はそもそも意識を失っていたので対応不可。救急外来即入院でした。加齢とともに体力が低下、無理に対する許容量が下がってきているとうすうす認識していたのですが、これが現実かと思うと情けなくなりますね。
入院して2日は目を開けると目眩がして気分が悪くなるので、コンタクトレンズを外したまま、ずっと目を閉じていました。近眼がひどいので看護師が来ても顔がよくわかりません。若い看護師と声でわかるときはちょっと残念です。体調が悪いときは性欲もないので、どうでもいいといえばどうでもいいのですが。
気づいたことを一つ。
病院食はおいしくないとよく言われますが、私に言わせるととんでもない話です。病院での食事は朝昼晩のいずれも、私の普段の食卓より品数は2品以上多く、料理も手が込んでいます。うーん、これでは日常の食事が栄養不足だったと言うことなのかも、と反省しました。
まず生きるは息をすること春立ちぬ(岸田稚魚)
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