台湾ラーメンの悲劇再び! 台湾まぜそばにニンニクを入れる?
市民プールに姪の応援に行ったとき、近くでお昼を食べることになりました。会社の後輩が教えてくれた「台湾まぜそば」を思い出しました。鹿児島大学の近くにある「麺屋はる」です。
初めての店なのでお薦めの「まぜそば(800円)」の食券を買いました。店員から「ニンニクはどうしますか?」よくわからないのでスタンダードをと思いお願いしました。出てきたのは少々平らな丼に冷や麦のような麺。スープはありません。その上に刻んだネギとノリ、さらにその上に挽肉を香辛料で炒めた餡、一番上に卵の黄身。なんだかユッケみたい。
パスタをまぜるように具材と麺をかき混ぜ、いただきました。一口目、ノリの風味がいい、と思ったのもつかの間、香辛料、特に唐辛子の辛みが喉に突き刺さります。コップの冷水を流し込み、再び麺をすすります。しかし重い。胃にどろりとたまります。麺を半分ぐらい食べたところで箸を置こうかと思うぐらい重い。ようやく麺を食べきると店員が「追いめしにしますか?」。どうやら残った挽肉の餡にご飯をまぜて食べきるのが流儀のようです。「ごめん。お腹いっぱい」
それからずっと胃もたれがしたまま、自宅に戻りました。夕方になるとトイレへ3度駆け込みました。とにかくお尻の穴の周りが熱い。強烈です。
10年ほど前、中部空港の最終便に乗る前に、空港ビル内の飲食店街で「台湾ラーメン」を食べたことがありました。課長が注文した台湾ラーメンと手羽先を、何も知らない私も注文。出てきたのは真っ赤なスープのラーメンと、真っ赤なラー油にまみれた手羽先の唐揚げ。
こちらは3倍以上強烈でした。当然ながら翌朝は、布団からでるやトイレに居座ることになり、結局会社に遅刻。会社に到着してからも午前中は何度もトイレに駆け込み、まったく仕事になりませんでした。辛いもの好きの課長は「勝った」とばかり誇らしげににやにや。台湾ラーメン初心者の私にちゃんと忠告してよと思ったものです。
あのときに懲りたはずなのにまたやってしまいました。少なくともニンニクはやめとけばよかった。店員は他の人には「辛さ控えめもできますよ」とアドバイスをするのに、なぜ私にしなかったのか? もしや激辛チャレンジャーとでも思ったのか? でも、まったく汗をかかなかったのが不思議。台湾ラーメンでは汗だくだったのに。何が違うんでしょうか?
「平凡な女でいろよ」激辛のスナック菓子を食べながら聞く(俵万智)
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