青春18切符で夜行列車に乗っていた私が今や新幹線とはね
週末は大阪に行ってきました。
往路は鹿児島空港までは妻に来るまで送ってもらい、ピーチで関西空港へ飛びました。関西空港から梅田へはリムジンバスを利用。朝7時過ぎに自宅をでて梅田到着が正午ちょうど。およそ5時間かかりますね。
一方帰りは翌日の朝、新大阪駅を朝6時半ごろに出発して鹿児島中央駅到着が10時40分。飛行機と比べて移動時間にほとんど差はありません。
やはり決定的な違いは価格です。ピーチだと航空券とリムジンバスを合わせても1万円以下。新幹線では2万2千円。倍以上違います。おそろしい世の中になったものです。私が大学生のときは飛行機の利用なんて金額が高すぎて考えもしませんでした。
そう、私が大学生の時は青春18切符で夜行列車に乗って鹿児島に帰省していました。京都を夜9時30分に出るムーンライト九州に乗り、終点の熊本駅到着が翌日の昼12時30分。そこから鹿児島まで普通電車に乗るとほぼ20時間の鉄道の旅でした。時間のある学生だからこそできる技ですね。そして料金は2日分で4400円。これなら当然という選択でした。でも夜行は混雑しているときはとても眠れたもんじゃない。混雑していなくても体のあちこちが痛くなります。若さだけですね。
そしてあれから30年、格安航空会社LCCが登場しました。料金は青春18切符と大差ありません。驚き以外の何者でもありません。
LCCの宣伝みたいになっちゃいましたが、それでも新幹線は本数が多いし、目的地に近いのが魅力です。今回、帰路の時間が読めなかったので融通のきく新幹線にしたのですが結果的に正解でした。社会人になって金銭的に余裕があるからかもしれませんが、こういう選択肢が増える(選べる)というのは本当に助かります。いい時代になりました。
買い物に出かけるように「それじゃあ」と母を残してきた福井駅(俵万智)
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