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2019年1月21日 (月)

娘に会うのは娘のため、いや私のため

昨夜、センター試験を受験した娘から電話がかかってきました。娘は福岡で浪人中。受験も福岡市でした。電話で娘は「数学でマークミスをした」と泣きじゃくり、動揺が激しく、言葉を継ぐのもやっとという感じ。その夜は娘が心配で一睡もできませんでした。

今日は職場に行ってもそのことが頭から離れず、昼休みに娘と妻に電話をして、「こなくてもいい」といっていた福岡の娘に会いに行きました。

昼休みに職場を出て新幹線に乗り、午後4時には天神のスタバで数ヶ月ぶりに再会しました。昨日とは違って落ち着いていました。とりあえずセンター試験の結果を聞きました。

マークミスで数学をまるまる落としたのかと思っていましたが、それでも6割はできていて、全体でも7割超の点数を確保していました。どうやら第一志望の一橋大学には8割が必要だと本人は認識していたようで、この点数では合格は難しいと考えているようです。

未だに自分の学力に自信がない。昨年は10校程度出願して全敗。A判定の大学にも落ちて相当ショックを受けていました。今回はそういう思いをしたくないらしく、確実に合格できる大学を受験したい様子でした。

難関大学は2次試験重視なのでセンター試験の結果は足きりの判断だけ。娘の得点であれば十分2次試験を受けられます。ほかに私立も数校出願しています。私と妻は第一志望の2次試験を受けることを勧めているのですが、本人は悩んでいるようでした。

2次試験の問題は確かに難しい。しかし、全問が難問ではありません。確実に解ける問題をいかに拾っていくかが大事。私自身の入試体験でも数学は捨て問が半分、英語は1問ごとに知らない単語は2,3は必ずある、それが当たり前です。娘はそんな難問にこだわりすぎて本質を見失っているように思えました。「どんな天才でも100点で合格するわけじゃない。6割できれば十分なんだから」と体験を通して話してみましたが、やる気を起こすまで至りませんでした。

娘は大学のランクを落とすかもしれませんが、私はそれを許します。なにがあっても娘が一番大事ですからね。娘と会い、話をして、私も心がおちつきました。今夜は眠れそうです。

夜泣きするおまえを抱けば私しかいないんだよと月に言われる(俵万智)

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