「かぞくいろ」を見た
肥薩おれんじ鉄道が舞台の映画「かぞくいろ」を見ました。私の出身地の駅も舞台になっているらしく、やはり地元がでるなら見なきゃと思ってしまします。
日曜日の午後ということもあってアミュプラザは大賑わい。映画館ミッテテンも飲食コーナーには10人ぐらいの列が5つぐらいできるほどの盛況。なかに入ると席の9割方は埋まっていました。この急激な寒さもなんのそのってことでしょうか。
内容はネタバレになるので伏せますが、國村隼と有村架純がいい感じ。そして子役が心を閉ざして寂しさを隠そうとするいい演技で、作文を読むところなどは思わず泣いちゃいそうでした。有村架純もかわいい顔していますがなかなかいい。夫の訃報を告げる電話に父親の國村隼がでなくて、留守電に怒鳴り散らかす声が録音されていましたが、このシーンもぐっと来ました。
それにしてもこの映画、名の知れた俳優は他には有村架純の夫役の青木崇高、有村架純の指導者役の板尾創路ぐらい。舞台も阿久根市大川の小学校、自宅、その近辺とおれんじ鉄道の主要駅。舞台劇でも通用しそうな脚本でしたね。
そして意外なキャスティングが「木下ほうか」。おれんじ鉄道の管理職役で登場。運転士希望の有村架純に「おれんじ鉄道は第三セクターで、地方自治体が出資・・」と説明する場面などを見ると、「いやみ課長」と某鹿児島県知事を連想させるまさにはまり役。
ただ、台詞に「どんどん」がなかったのが唯一残念でした。まあ、しょうがないか。
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ(俵万智)
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