レブナイズ 鹿児島アリーナ開幕戦
週末は鹿児島レブナイズ対豊田合成スコーピオンズの観戦。
レブナイズって何? バスケットボールB3のチームです。サッカーの鹿児島ユナイテッドよりも知名度が下なのは否めませんが、私はこちらもファンクラブの会員に加入していて、夏はサッカー、冬はバスケットボールの観戦をしています。
ユナイテッドはJ2への昇格が決まりましたが、レブナイズはすんごい弱い。昇格どころか勝利を目にすることもまれです。ところが今シーズンは1~3節は6連勝。何が変わったのか興味深いところでした。
昨シーズンとはメンバーが大幅に変わりました。キャプテンの玉田(#2)、副キャプテンの山田(#31)、館山(#6)の主軸と、高橋(#21)、赤塚(#29)、松崎(#41)はそのままですが、他の選手は外国人選手が2名を含め全員チェンジ。15名のうち半数以上が新顔という大改革があったんですね。驚きです。
試合開始前の練習で目を引いたのが永山(#58)。スリーポイントシュートを面白いようにスパスパ決めていました。そしてセンターのウォーレン(#44)。昨シーズンの外国人選手のような強引さがないもののうまさを感じさせるプレーを見せていました。
試合開始早々、レブナイズは連続でシュートを決め、今シーズンは違うと思わせたのもそこまで。スコーピオンが最初のタイムアウトを取った後は流れが完全に変わりました。特にスコーピオンのサイモン(パワーフォワード。#12)がすごい。ゴール正面からの3Pシュートを5本立て続けに決めるなど大活躍。また、ディフェンスはヴォールケル(パワーフォワード。#30)がレブナイズのパスを次々にインターセプト、あるいはリバウンドを奪う。この2人の外国人が凄すぎます。
レブナイズのオフェンスはシューティングガードの山田が何度かゴール下に切り込むうまさを見せましたが、私が期待する永山はディフェンスが中心でオフェンスでは3Pシュートの機会は数回だけ。ウォーレンもゴール下でリバウンドが奪えずがっかりです。戦力を生かし切っていない!!ディフェンスもゴール下に切り込まれた選手へのパスを何度も許してゴールを決められる、その繰り返し。レブナイズには身長のある選手がいないのはわかっているのに、それを補うためにどういうディフェンスをしようとしているのか、戦術・方針が全く理解できない!!
試合が終わってみると20点以上差がつきました。ここ最近は5連敗中だったのでこれで6連敗。あ~あ、今シーズンも楽しみは、チアリーディングだけになるかも。
古傷がおのれ苛(さいな)む木(こ)の芽(め)どき (稲垣きくの)
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