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2018年10月

2018年10月28日 (日)

スポーツ観戦今昔

土曜日の午後はラグビーのニュージーランド(オールブラックス)対オーストラリア(ワラビーズ)。夜は日本シリーズ第1戦(ホークス対カープ)をテレビで。そして今日の午後はサッカーJ3の鹿児島ユナイテッド対富山を白波スタジアムで観戦。

ラグビーはさすが世界トップレベルとうなずける好試合。タックルの激しさ、集散のスピードは桁違い。そしてトリッキーなパスの数々。特にトライに直結したオールブラックスのまたくぐりのパスは驚愕。仲間がなぜそこにいるとわかるの? と言いたいぐらいキャッチから間髪入れずのパスは相当の練習・コミュニケーションの積み上げがあるということなんでしょう。日本でこんな試合が見られるなんて最高です。

日本シリーズも第1戦は延長12回引き分け。ホークス打線の爆発はなかったものの、ピッチングは見応えあり。中継ぎでも150キロの速球や140キロ台のフォークなんて一昔前は考えられませんでした。20年前のマリーンズのエース伊良部クラスが中継ぎで出てきます。加治屋、森、高橋、そしてモイネロと、レベルの高さにびっくりしました。

そして今日の鹿児島ユナイテッド。全然チャンスがない。逆に守りは一瞬の隙を突かれて2失点。ディフェンダーの藤澤のいい動きが目立った程度で、他の選手は動きに精彩を欠き敗戦。白波スタジアムでは持参したさつま揚げを肴に、焼酎の水割りを飲みながら観戦しました。天気がいい上に風が心地よく、ほろ酔い加減。今日は選手に対して遠慮なく声援できたのに、試合結果が伴わず本当に残念。今日の入場者数は5000人。それでこの出来かユナイテッド、きばれ。

今、ブログを打ちながら日本シリーズ第2戦を見ています。広島のしょぼいあたりが次々得点につながり、しょうもない試合になっています。3-0でカープのリード。勝負は時の運とはいえこれで勝敗が決まったら本当に情けない。

日本シリーズ第1戦で引き分けとなったのは1986年の西武対広島が記憶に残ります。あのときは西武3連敗の後、4連勝。シリーズ第8戦までいった興奮するシリーズでした。しかしあの頃はまだ巨人人気が圧倒的でテレビ局の偏向もひどかった。あれから30年、巨人の人気が低迷して地上波のプロ野球中継(巨人戦)がほぼなくなった現在、昔のようにパリーグ球団が攻撃のときに解説者が無言になることもなくなりました。

この週末はスポーツ三昧。本当にいい時代です。スポーツをスポーツとして楽しめる。当たり前なんですがね。

 たった一つのことが言えずに昼下がり野球ゲームに興じる二人(俵万智)