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2021年8月 1日 (日)

エヴァンゲリオン展 VISUAL WORKS に行ってみました

今日は黎明館の「エヴァンゲリオン展 VISUAL WORKS」を鑑賞しました。

広告では「平日にお越しください」と混雑を感じさせていたので、日曜日ながら午前9時の開館時間にあわせました。

しかし、入り口には「長蛇の列」はなく、机にたくさん置かれた消毒液や仕切りのロープが、ちょっとピント外れに見えました。これらはきっと午後から活躍するんでしょうね。

エヴァンゲリオン展は映画4作の原画展でした。鉛筆書きのラフなスケッチですがとても迫力があります。なかでも綾波レイがとても美しい出来栄えでした。それに比べるとアスカやマリは魅力かけていてちょっと残念。世間ではアスカファンが多いとか(アスカ萌えといっているそうですが)。私は断然マリですけどね。彼女のおっぱりがプルンプルンと揺れるところが、なにより魅力的だと思いますが、エヴァンゲリオンのファンにとっては異色のキャラクターのようです。

アスカのお転婆、というか活動的でシンジを叱ったりするところがオタッキーにはたまらないみたいですね。過去にオタクたちに人気があった作品でも、性的な魅力ムンムンよりも、男勝りの活動的な女性キャラクターの方が人気がありました。

古いところではウルトラセブンのアンヌ隊員とか、マジンガーZの弓さやか、といったところでしょうか。ちなみに押井守作品でも男は根性なし(理性的または冷静)で描かれることが多く、女が好戦的です。

ちょっと意外だったのが客層。家族連れや20歳前後の女性グループが多く、男性一人で会場に来ているのは私ぐらい。エヴァンゲリオンがテレビ放送されたのは30年ぐらい昔のことですが、お客さんのほとんどは当時のエヴァンゲリオンを知らないことになります。映画(序、破、Q、シン)で現代の若者たちの心もつかんでいるということでしょうか。

いまどきの若者たちは私達世代のオタッキーとは似ても似つかない健全さをもっていると思っていました。しかし、映画4部作が彼らの心に響いていると思うと、オタッキーの特異性はいまや日本の若者の多くが潜在的に身につけている(思想的にオタク文化を土台としている)ことの証左だと思うと考えすぎでしょうか。

宝くじを買って二人の逃避行もしもの世界地図を広げる(俵万智)

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