夫婦のデートで食事をするのも,そろそろ潮時になったかな
鹿児島で新型コロナウイルスのクラスターが発生したのは7月でした。以来,飲食店は閑散としている状況が続きました。天文館では100店舗あまりの飲食店が店を閉めた,あるいは逃げ出したとか。タクシーの運転手の誇張かと思っていましたが,天文館にグループ店がある居酒屋の店主も同じことをいっていましたので間違いないのでしょう。
私たち夫婦は,6月末に国の特別給付金20万円を受け取りました。夫婦で話し合い,週1回は外食をして飲食店を応援しようと決めました。
最初に行ったお店は鹿児島中央郵便局近く「ハイパーチキン野郎」。暑くてクーラーをつけているのに窓は全面開放。コロナ対策は万全なのにお客さんはせいぜい3割程度。でも,普段は満席で予約も難しいお店なのでラッキーでした。夫婦でこの店の料理を堪能しました。
それ以来,週末は外食が続きました。「焼き肉の白川」(松元店),「ぶえんかん」(阿久根市),「ロイヤル」(鹿児島空港内),「グランブッフェ」(イオンモール鹿児島内)といった遠くのお店から,「あじはね」(おばんさいのお店),「寿司まどか」,「イタリアン酒場ハゼル」,「鳥門米門うまいもん」,「とと家」,「素敵庵」,「チャイナワン」などの鹿児島中央駅から天文館の居酒屋など。
一番の当たりは「チャイナワン」でした。本格的な中華料理。本場の調味料,香辛料をそのまま使った,まさに中国の中華料理でした。その他の居酒屋メニューも本当に美味しい。ビールを飲みながらの食事は最高ですね。そして一番のハズレは「グランブッフェ」。食べ放題のファミリーレストランがこんなにまずいとは知りませんでした。
この3連休は,アミュプラザ内の「タイガー餃子会館」を選びました。私はチャーハン,担々麺,餃子のセット,それに妻がユーリーチンと春巻きの小皿を注文。それぞれの料理を2人で半分ずつ食べました。
味はそこそこ。万人受けする料理です。チェーン店なので,おそらくセントラルキッチン方式なのでしょう。いわゆる別のところで料理をつくって,それぞれのお店でチンして出すだけ。可もなく不可もなし。
それにしても驚いたのは,先週の「ブランフッフェ」といい,この日の「タイガー餃子会館」といい,ものすごい人。レストランの入り口に列をなしていました。コロナウイルスがどうしたといわんばかり。みんなマスクをしていますが,これだけの人が街中に繰り出すなんて,もう大丈夫でしょう。飲食店をこれ以上応援する必要もなくなってきたようです。
食事中,妻と話をして外食デートは今回を最後とすることにしました。食事1回あたり4千円として,15回の外食で6万円です。特別給付金20万円のまだ半分以上は残っています。
この5ヶ月で夫婦の親密さは変化ありませんが,私の体脂肪は確実に増えました。
私の家にはタニタの体脂肪計があります。毎晩,入浴時に体重測定をしているのですが,体重は春先の63キロから66キロに増え,体脂肪率は15%から20%へ。体内年齢は25歳から32歳への急増しました。
飲食店を応援するよりも,自分の体調管理が大事ですよね。
おでん酒酌(く)むや肝胆(かんたん)相照(あいて)らし(山口誓子)
コメント