バレンタインデーから一夜明けて 今日も仕事です
昨日はバレンタインデー。職場の女性職員一同からのチョコレートをいただきました。もうすぐ50歳の大台に乗ることもあるのでしょうが,以前のようなうれしさ,トキメキを感じませんでした。少々さびしい。とうとうここまで老(ふ)けてしまったか。
職場では女性職員からの義理チョコをいつもいただいています。結婚してからは妻もチョコをプレゼントしてくれるようになりましたが,食べるのは妻か娘たち。私はチョコを欲しがりながらも実は甘い物はあまり食べないんですよね。
最近はチョコを食べると右の奥歯に沁(し)みるようになってきました。同じ理由でキャラメルやからいも飴も口にしません。トホホ。
毎年,アミュプラザではチョコぱくを開催しています。過去は横目に眺めながら通り過ぎていましたが,今年は眺めることすらありませんでした。1月下旬から毎晩残業でタクシー利用。鹿児島中央駅に立ち寄ることもなく,チョコの匂いすら感じません。
本来なら休みの今日も9時過ぎに出社。夕方5時までみっちり仕事。その後はバスに揺られて家まで帰りました。この1ヶ月は平日は退社は午後10時から午前2時。休日も普段の会社の勤務時間と変わりません。どうなってるんでしょう。終わりが見えません。
今日は会社に行くと女性職員が2人がんばっていました。1人は同世代。もう1人は30歳。どちらも独身。30歳の女性職員はまったく化粧気がない。それでも何かにつけて笑い声をあげる明るい性格なので,残業続きの職場でもなごみます。
これまでも私が経験した会社では,ちょっとしたアルバイトだったり,女性がわずか数名いるだけでも,職場の雰囲気は明るくなりました。
でも逆に暗くなる職場もありました。数年前,私のいる課は全員男性。隣の課は20~30代の女性ばかりという会社にいました。当時,2つの課はまったく交流がありませんでした。その女性ばかりの課の上司が交流を完全にシャットアウト。その上司は,私がその課の女性と話をしようものなら「下心があるんだろう」と因縁づけて嫌みをいう,本当に嫌な奴でした。そうなるとかかわりたくなるので,自然とその課の社員達とは疎遠になりました。
そんな会社でも救いがありました。当時,受付の女性社員が私と同世代で子どもの年齢もおなじぐらい。おっとりした感じで,美人というわけでもないのですが(ごめんなさい!),仕事の合間にたびたび駄弁っていました。知り合って2年目のバレンタインデーで,その女性から直接手渡しで義理チョコをもらいました。それが私がもらったバレンタインチョコ唯一の思い出でしょうか。いい歳していて,それでもうれしかったな。
このときもらったチョコレートは全部,妻と娘が食べてしまいましたけど。
バレンタイン君に会えない一日を斎(いつき)の宮(みや)のごとく過ごせり(俵万智)
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