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2020年2月19日 (水)

世の中はかわいそうな人たちであふれている ようにみせているマスコミ

横浜港に停泊しているダイヤモンド・プリンセス号。新型コロナウイルスの検査の結果,陰性と判定された乗客の下船が始まりました。海外メディアはこの日本政府の隔離政策を「糾弾」していると,本日の新聞(南日本新聞? 読売新聞?)が大きく取り上げていました。

ちょっと違うんじゃないの? と思ったのは私だけでしょうか。2週間前は,感染が疑われる乗客がいるというだけで,クルーズ船から下船させるなと言う世論が圧倒的だったのではないですか。その隔離政策を支持していたのは,その世論を錦の御旗にしていたマスコミ各社だったのではないですか。

ここに来ての掌(てのひら)返し。すごいですね。海外の「糾弾」を大きく掲載するってどういう神経なんでしょう。痴呆症の老人みたいです。晩ご飯を食べたことを忘れて「ばんごはん,まだ?」と話しかけるような。

今週は月曜日から,この季節一番の寒波が鹿児島にも訪れました。火曜日の朝は路肩に雪が積もり,今朝も入来峠は凍結していたようです。

昨年末は雪不足でスキー場も営業ができず,「雪乞い」の儀式をしているニュースが流れました。しかし,今,そのスキー場がほくほく顔で営業している様子はニュースになりません。

また,今年の暖冬で野菜が安くなり,農家が困っている様子がニュースに流れました。しかし,消費者が安くて喜んでいるニュースはありません。逆に農家を心配する消費者のインタビューが放送されていました。よく見つけましたね。やらせではないかと疑ってしまいます。

そうなんです。人が困っているときは,その恩恵で喜んでいる人たちの様子をメディアは絶対に取り上げません。必ず困っている人,苦しんでいる人のみ取り上げます。

その結果,ニュースを見るとかわいそうな人たちがこれでもか,これでもかと出てきます。暗い話題を好んで取り上げながら,「明るい話題がないですね」とコメントする偽善ぶりにあきれてしまいます。だったらこの2週間下船をさせるなと叫んでいたネット世論を取り上げて「ネットの書き込みをしていた人は非常に喜んでいることでしょう」ぐらいコメントしたらどうでしょうか?

それにしてもマスクがよく売れてますね。鹿児島でも品切れが続いているようです。先日,とある人と話をしたとき,「1月に東京に行ったときはマスクをしているのは2割程度だった。それが先週東京に行ったときは8割ぐらいはマスクをしていた」と話していました。確かに,ラグビートップリーグの試合を見ると,観客の半数以上はマスクをつけています。私からすれば異様な光景です。

私がマスクをつけるのは咳がひどいときだけ。マスクをしないとしぶきが周りに飛んで迷惑になると思うからです。今の私は咳をすることはまずないのでマスクをしていません。そもそもマスクが感染予防になるんでしょうか? 私は予防としてのマスクは無意味だと思っています。

そんな私の考えを後押ししてくれる動画がありました。「マスクが広げる新型コロナウイルス」「岩室紳也」で検索してください。私の意見を聞くよりも,この動画を見る方が納得できます。

咳をしても一人(尾崎放哉)

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