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2020年1月21日 (火)

温かくて停滞前線まで現れる大寒 地球温暖化の影響で大雪が降るはず 

今年の冬は暖かいですね。先週からやや冷え込みましたが,ここ鹿児島市内では氷を張るようなことはありません。それどころか吐く息が白くなる日は1,2日あったでしょうか? こんなに温かい冬は経験したことがありません。

2年前,鹿児島市内はもちろん,日本全国に寒波が押し寄せ,日本海側では大雪となりました。島根,鳥取の国道では大雪の影響で車が動けず,救出作業が行われたことを覚えているでしょうか? このとき,NHKの天気予報では「大雪は地球温暖化の影響です」と説明していました。

そして昨年の12月には,東北大学が地球温暖化の影響で日本海側は大雪になるというシミュレーションを公表。グレタ・トゥーンベリが眉間にしわを寄せてアジテーションを繰り返しているように,地球温暖化は進行しつづけていて,大人達は未来に対して無責任のはず。となると,日本では毎年のように大雪が降って当然のはずです。

ところが今年は大寒を過ぎてこの暖かさ。雪どころではありません。日本各地のスキー場では雪不足が深刻化して営業休止に追い込まれているところもあります。ましてや鹿児島市の私の家の庭では,沈丁花(じんちょうげ)のつぼみがふくらんできて,ひょっとしたら立春前に開花するかもしれません。まだ水仙が葉も広げていないのにですよ。これは暖冬の影響としか思えない。

明日からは九州地方に停滞前線が延びてくると天気予報が解説をしていました。停滞前線ができるのは菜種梅雨(3月),梅雨(6~7月),秋雨前線(9月)の3回が通常です。今の時期は西高東低の冬型の気圧は配置。大陸からの高気圧が大きく張り出し,日本海側に大雪を降らせるのがお約束のはず。

ところがこの時期に停滞前線ができるなんて50年近い私の人生では初めてのことです。豪雨や強烈な台風がくると「こんな経験はなかった」と街頭インタビューがありますが,こういうことのインタビューはしない(放送しない)ですね。すみません,ちょっと脱線しました。

この暖冬・雪不足に対して,私が見ている限り,テレビの天気予報では「地球温暖化の影響だから」と一度も言っていません。東京で雪がこのまま降らなければ,気象観測開始以降初めてことだそうです。これが異常気象でないならば,何を異常気象というのでしょうか。異常気象は地球温暖化が引き起こしたのではないのでしょうか? テレビの気象ニュースでは,誰も暖冬の原因を解説しないのは謎です。

都合のいいときだけ「異常気象は地球温暖化が原因」とするのは一種の洗脳ではないでしょうか?

これごっほ ごっほのみみよ これごっほ ごっほのみみよ がかのごっほの(笹井宏之) 

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