大根をまるごと食べる 大根を保存する 大根をどうにかする
週末は市民農園に行きました。今期一番の冷え込みで早朝。ということで畑は霜で真っ白。
芽キャベツが2本あったのですが,葉をすべて落としてから根の上を鎌で何度も切りつけて離し,実がたくさん付いた状態の茎をそのままバケツに入れました。
大根を2本。これも大きくなりすぎと思ったので引き抜きました。どちらも長さが30センチはあろうか上出来。ほとんどは地表に出ているので3分の1はやや緑がかっていますが,気にしません。根は地中深く入っているわけでもないので,スポッと拍子抜けするぐらい簡単に引き抜けました。
帰る前に,畑の様子を観察するとかぼちゃのツルがまだ残っています。さすがに枯れているだろうと手繰(たぐ)ってみるとカボチャの実がついているではありませんか! 直径15センチ程度ですがこの時期にと収穫するなんてびっくりです。
目立つのはブロッコリーが4本ほどですが,もう薹がたって食べられそうにありません。キャベツが1つありますが,葉は虫に喰われて鳥の巣のようになっています。それ以外はクローバーが畑を覆っているだけ。レタスやマメやほうれん草などの種をまきましたが,やはり発芽していないようです。直まきは無理なんでしょうか?
自宅に戻ると,妻が実家からもらった大根3本を台所においていました。こりゃあ当分は大根料理が続くなあ。
短い1本はすりおろして大根おろしに。小料理屋のおばちゃんからもらったさつま揚げに添えて食べました。娘は「からすぎる~」と悲鳴を上げていましたが,水気を絞って食べきりました。
もう一本は短冊切りにして冷凍庫へ。1ヶ月は保存が利くでしょう。8分割してそれぞれをラップで包みました。週に2~3回はこれを味噌汁に入れていただきます。
もう一本は切り干し大根に。薄切りにしてざるに広げ,2日ほどガラス越しに日光にあてていたら,驚くほど乾燥して縮こまっていました。ジップロックに収納してから,調子に乗ってもう一本の大根も薄切りにしてざるに広げました。切り干し大根がこんなに簡単にできるなんて。新たな発見でした。
そして夕べのおかずは大根のサラダで1本まるごと使い切り。今夜は大根と豚バラの煮物でさらに一本完全消費。これでようやく台所の大根がなくなりました。めでたし,めでたし。目に見えなくなっただけでもうれしい。
大根で団十郎する子どもかな(小林一茶)
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