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2019年11月

2019年11月26日 (火)

コメントが延々と続くハイライト マジレスまで見ていられるかっ

昨夜は柏レイソル対京都サンガのハイライトを見ました。この試合,なんとレイソルが13得点というJリーグ記録を樹立。サッカーの試合とは思えない展開です。

何しろレイソルのオルンガ選手が一人で8得点。クリスティアーノのハットトリック(3得点)が遙かにかすむ大活躍。しかもこの8得点がいずれもすさまじい弾道のシュートばかり。劣勢の京都サンガが前掛かりになるなかでのカウンターとは言え,これだけ見事にシュートが決まれば敵味方のサポーターもあきれてしまうでしょう。

ハイライトは3分ほどでまとめてあるのですが,10秒ごとにゴールが決まります。ハイライトを見終わった後,すぐ下にある視聴者(ユーザー)のコメントに目を通し始めたのですが・・・

「オルンガがここにもおるんが」「この試合,オルンガは何人いるでしょうか?」「334」「1試合3得点はハットトリック,5得点はトライ,6得点はダブルハットトリック,8得点はオルンガ」「宮本十三」「解説は『わぁ』だけか」などなど,意味不明のコメントが並びます。

そしてそれぞれのコメントには他のユーザーから返信があります。これらのネタ(笑いのための嘘)に対して,事情を理解できないユーザーや空気の読めないユーザーが本気(マジ)のレス(返信)をすることを「マジレス」というそうですが,この「マジレス」に対するやりとりがまた不毛というほかない。

同じ人が同じコメントをあちこちのコメントに返信しています。最初はいちいち返信を開いて見ていましたが,しだいに徒労感が深まりました。

返信を開くのをやめてコメントだけ追うことにしたのですが,それでもコメントが多すぎて一度に全部を表示できない。スクロールする度にパソコンの表示が止まります。しだいにストレスが高まりました。

これだけ大量のコメントに,いちいち「マジレス」をする人って本当に暇人だとあきれました。

ちなみに「334」とは,かつて日本シリーズで阪神とロッテが対戦したとき,全4試合の阪神の得点が4点だったのに対して,ロッテは33得点。阪神は一方的な歴史的大敗を喫しました。「334」とはこの阪神のぼろ負けをあざ笑う隠語です。

「宮本十三」とは京都サンガの監督。13失点と監督の名前が「十三」が同じであることを揶揄(やゆ)したもの。

「わぁ」は,ハイライトにでている解説者のコメントが途中から「わぁ」だけになってしまっている様子をからかっているもの。

鹿児島ユナイテッドは,今シーズン,この柏レイソルに2-1で勝ったんだからね。自慢していいですよ。2度目の対戦は0-3で負けましたがレイソルのカウンター攻撃にもなかなかうまく耐えてたし。でも,レイソルはJ1へ,ユナイテッドはJ3へ(たぶん)。再度対戦する機会はずっと先のことになりそうです。でも,レイソルに勝った試合を生で見られていい思い出になりました。

唇を離して「つづきは今度」ってこないかもしれないよ今度は(俵万智)