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2019年10月 5日 (土)

壊れた試合を見せられたサポーターの気持ちもわかってほしいぞ 赤尾!

午前中に実家に戻り父と囲碁を4局打ちました。私が2子置いて3勝1敗。母がもうちょっとゆっくりしたらどうね,という声を聞かずに自宅にとんぼ返り。午後2時から鹿児島ユナイテッド対新潟の試合がDAZNで生中継されているから。

テレビをつけたらキックオフしたばかり。ぎりぎり間に合いました。

4連敗中のユナイテッド。最近8試合はすべて先制されていて,特に前半20分あたりで立て続けに失点するケースが目立ちます。ほとんどはゴールキーパーアンジュンスとボランチのパス交換をインターセプトされての失点。これだけ痛い目に遭っているのに今日もまた同じことをやっていました。

終わってみれば0-6の大敗。7月の大宮戦以来の大量失点です。

ユナイテッドは相手陣内に何度も攻め込むもののクロスやシュートが不正確。一方新潟はワンチャンスで確実にシュートを決める。ばかばかしくなってきます。シュート力以外のことで両者の違いを指摘します。

ひとつは球際。ユナイテッドはパスの受け手の足が止まっています。ボールが来るのを待っています。一方,ボールを奪おうとする相手ディフェンスは走ってくるので当然球際での競り合いでは威力が違います。結果せめぎ合いで負けます。

次がシュートを打つために前線にあがっている選手のポジショニング。アタッカー陣がキーパーとほとんど同じ位置まであがっていること。クロスがあがってもアタッカーは止まったままでシュートを打つことになります。これでは相手ディフェンスも対応が簡単です。

では,ディフェンスが難しいのはどういう場面か。それは自陣ゴールに向かって走りながら相手FWのマークにつくことです。体はゴール方向に向かっているから,ボールをクリアするのは体を反対にひねらなければならず,通常はこんなことはできません。全速力で走っているときはなおさらです。

すなわち全速力で相手キーパーの前に走り込んでシュートを打つか(ニアサイド),ボールがキーパーとディフェンスを飛び越えたきたところでシュートを打つか(ファーサイド),のどちらかを選択したクロスをあげるのがセオリーです。

新潟はそれができていて,鹿児島はそれができていない。鹿児島はニアサイドの選手は足がとまっている。鹿児島のファーサイドには選手がいない。個人の技量の問題ではありません。

ディフェンスも最悪。ユナイテッドは数がそろっているのに新潟のFW1人にシュートを決められるんだからがっかり。3点差がついた後は無残でした。センターバックの赤尾は精神的に切れていたのか,クリアでもたついてシュートを決められ,最後はオウンゴールまでやらかしてしまいました。だめだこりゃ。

こんな試合を見るぐらいなら,実家にもうしばらく残って家族と話でもした方がよかった。せっかくDAZNに加入したのに不愉快な思いばかり。こんな思いをするために金を払っているんだからバカみたい。ユナイテッドの選手達はアウェイでは負けてもいいと思っているのか? アウェイでも試合を見ているユナイテッドサポーターはいるんだぞ,知らないの?

独り言を思わず言ってハッとして気味の悪さにまた一つ言う(夢野久作) 

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